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【エピソード7】将来を見据えた時に出くわす新たな壁

#セカンドチャンスウェディング2考察

瑞姫

2022年7月から配信がスタートしたABEMAの『セカンドチャンスウェディング2』。タイトル通り、参加者全員が「もう一度、結婚したい!」と願う、バツイチの男女10人の婚活リアリティー番組です。“離婚したからこそ分かる”結婚に本当に必要なことって? をテーマに、Tinderでのスピード婚を経験し、結婚4年目となるライター・瑞姫が、毎週の配信話を追いながらガチ考察します!

7月2日(土)からABEMA で配信が開始された『セカンドチャンスウェディング2』は、4週間の“週末婚”を経て、プロポーズを最終目標にそれぞれパートナーを探す婚活リアリティー番組。

前回の放送では、ついに“婚前旅行”に行くカップルが発表され、4組の夫婦が婚前旅行へ行くことが決定。全てのペアが“最初に夫婦になった人”を選ぶ結果となったこともあり、パートナーチェンジ前後の変化も含め、それぞれの2度目の週末婚の行方に注目が集まりました。

「エピソード7」では、最後の“プロポーズ”に向け、再婚を見据えた“結婚後”についての具体的な将来について話が及ぶことになり、これまでの「好きかどうか」という気持ち以上に、様々な課題が見えてくることになります。

タカマサの爆弾発言

(C)AbemaTV, Inc.

再び夫婦となったカオリさんタカマサさん。カオリさんは最初の週末婚で、愛情表現をあまりしてくれないタカマサさんに不安を抱いていましたが、再婚を見据えた婚前旅行では、自らカオリさんの手を取るなど積極的

さらには宿泊先のホテルで、バルーンにメッセージ付きの2人で過ごした写真を吊るし、部屋を飾りつけるというサプライズを実施します。

言葉でも行動でもあまり愛情表現をしないタカマサさんが、前日からホテルで準備してサプライズをしてくれたことにカオリさんは感動。タカマサさんは「自分も気持ちをちゃんと伝えないといけないなと思った」とカオリさんの言葉に応えようとしたことを明かします。

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その後も後ろから抱きしめたり、一緒にお風呂に入るなど、以前よりもかなり距離が縮まりいい雰囲気の2人。

しかし、食事中にタカマサさんが関係で大阪から東京へ引っ越すことが決まったことを報告し、続けて「(仕事が忙しくなるから)今すぐ結婚したりとかは……(できない)」と爆弾発言。

カオリさんは「今すぐ結婚したいって言ったらどうするの?」とかわいくタカマサさんに聞きますが、タカマサさんは「それは相手とすり合わせていけることだと思ってるので、努力はする」と答えます。

しかし、「子どもが欲しいので、ゆっくりはできない」と言っていたカオリさんにとって、これはかなりショッキングな言葉だったのではないかと思います。

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2度目の結婚となると、お互いの気持ち、性格や価値観などはもちろん、入籍のタイミングや子供のことなどは、以前より年齢を重ねたこともあり、そんなに“待てない”と感じる女性は多そうです。

タカマサさんの気持ちは完全に定まっているように感じますが、この言葉が最後のカオリさんの決断にどう影響するか気になります。

“好き”だけでは一緒にいられない

(C)AbemaTV, Inc.

合同週末婚でも2週目の週末婚でも仲睦まじい様子だったトシマサさんミクさんは、トシマサさんが住む三重を訪れ、トシマサさんのお母さんとお兄さんと会うことになります。

自身がシングルマザーであることに対して、相手の家族がどう思うか不安な様子のミクさんでしたが、意外にもトシマサさんの家族はその点についてではなく、トシマサさんと交際することになった際のミクさんについて心配していました

トシマサさんと同じ競輪選手であるお兄さんは「競輪選手は成績が悪い時もあるし、怪我もある。それによって接し方も変わるから、成績が悪い時やケガしてる時は冷たくなるかもしれない。そういう面は慎重になった方が良い」と助言。

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続けて「2人子どもができると思った方が良い」「面倒見てくれるようなお母さんを求めてくるから、それが不安」と“兄”だからこその、冷静な見解をしっかりとミクさんに伝え、「本当にこの人で良いのかな? とちゃんと考えた方がいい」と何度も強調していました

さらに、トシマサさんのお母さんも「ミクちゃんの方を心配してる」「今は良いところばかり見えてるから……」と、トシマサさんと夫婦になった際のミクさんの気持ちを慮っている様子。トシマサさん家族のミクさんへの言葉は、以前の離婚理由を踏まえての言葉なのでは? と考えてしまいました。

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また、その日の夜に結婚後の将来について話し合うシーンでは、競輪選手であるトシマサさんが「レース前日に携帯没収」「レース期間中は帰宅できない」「連絡が取れない期間は月に15日ほど」だということが明かされます。

これまで仲睦まじく、性格も合っているように思え、応援したい2人でしたが、子供を育てながらトシマサさんのメンタルケアをする必要があり、子どもが大変なときに連絡が取れない可能性があるなど、様々なことを考えるとかなり不安要素が多いかもしれません。

ミクさんの参加理由が「子育てを一緒に楽しんでくれるパートナーが欲しい」だったこともあり、少しわがままで子どもっぽいところがあるトシマサさんとの関係については「慎重に考えてほしい……!」と筆者の私は思ってしまいました。

価値観のズレはどう影響する?

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また、ジュングさんから猛アプローチを受け続けているサリナさん。最後のプロポーズを控えた婚前旅行ということもあり、ジュングさんが愛知県、自身が大阪であることから「遠距離恋愛はしたことある?」と、将来を見据えた質問をします。

ジュングさんは以前ドバイにいる彼女と遠距離恋愛をしていた経験があるそうで、3カ月に1度しか会えていなかったことを説明。そのため、名古屋と大阪は遠距離だとは考えていない様子です。

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しかし、サリナさんは「私は遠距離の経験があまり無い」と名古屋と大阪が遠距離であると捉えていることを説明し、「うまくいくのかな? 遠距離って」と不安をこぼします。

その言葉にジュングさんは「逆に新鮮でいいと思う」「(名古屋と大阪は)そんなに遠距離じゃないし」とプラスな言葉を掛けますが、サリナさんは「私からしたら遠い。すぐ会える人じゃないから」と自身の考えを説明し、「私は正直あまり時間を無駄にしたくない」とキッパリ。

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名古屋と大阪での恋愛について「好きだからうまくいく」と考えているジュングさんと、「年齢的にも時間を無駄にしたくない」と考え、細かいところまでしっかり詰めたいと考えているサリナさん。2人の思い以外の部分での価値観のズレも垣間見えることとなりました。

この価値観の違いをどう埋めていけるかが鍵となりそうですが、2人で一緒に過ごせる時間が限られていることもあり、この価値観のズレがどう影響してくるかは今後の展開に大きく響いてきそうです。

楽しいだけでは縮まらない距離

(C)AbemaTV, Inc.

他のカップルがそれぞれ距離を縮め、交際や結婚後の将来について話が及ぶ中、なかなか距離が縮まらないのが、リョウタさんハルナさん。終始楽しそうではありますが、その楽しさには恋愛的な感情があるのかは重要なポイントです。

ハルナさんはリョウタさんと過ごす時間が楽しいものの、縮まらない距離にその感情が友情なのか恋愛なのかが判断がつかなくなり、「好きかどうか分からなくなってきてる」と明かします。

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それを踏まえ、最終日の前日にはハルナさんが勇気を出して「ちゃんと女の子として見てもらえてるのかな?」とリョウタさんに質問。リョウタさんは「それは思ってる」とキッパリ言いつつも、「女の気持ち分かってないなってめっちゃ言われる」と明かします。

さらに、ハルナさんを不安にさせたことに対して謝りますが、ハルナさん的には少し納得できない様子。少し変な空気のまま、2人は眠りにつきましたが、楽しいだけでは距離は縮まらないことをひしひしと実感させられました。

次回の放送では、遂に最後のプロポーズの様子が放送されます。婚前旅行で知った相手の新たな一面や価値観、結婚への考えなど、様々なことを踏まえた上で、それぞれどんな決断を出すのか……。幸せなセカンドチャンスを願うからこそ、それぞれが納得できる決断をできることを願いながら、次回の放送を心待ちにしたいと思います!

(瑞姫)

※この記事は2022年08月17日に公開されたものです

瑞姫

フリーランスの取材・インタビューライター、コラムニスト。主にエンタメ、トレンド、グルメ、ビジネスカテゴリで活動中。

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