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#3 これ詐欺なの? 「話してみたらやばかった勧誘男」

#マッチングアプリにいた”クセ強”男性図鑑

マイナビウーマン編集部

今や出会いのための主流なツールとなったマッチングアプリ。でも中には、どこかツッコみたくなる要素を持った男性とマッチングしてしまい、苦い経験をする人もしばしば……。本連載では、読者がリアルに出会った“クセの強い男”エピソードを紹介します!

見た目も中身も残念だった……

●お相手の男性
職業:自称IT関係の会社員
年齢:35歳
ルックス:色素を全部吸い取った岡田将生

マッチングアプリ上では、俳優の岡田将生さんに少し似た、色白だけどはっきりとした顔立ちの方だったので、「え、めっちゃかっこいい!」と思っていました。でも、実際に会ってみるとイメージと全然違い、“塩顔の極み”みたいな男性。

少しがっかりしましたが“中身が大事でしょ!”と自分に言い聞かせ、一緒に居酒屋に行き、お互いのことを知ろうと思いました。

でも、そこで彼が語り出したのは心底どうでもいい自慢話の数々……。

「僕は○○大学出身で、同じゼミには××とか△△とかがいるよ。まあ、有名メーカーの広報の人はだいたい知り合い。あの有名俳優とも一緒に飲んだことあるよ!」

「僕はね、価値観を広げるために学生の頃から海外にはよく行ってたんだ。一番感動したのはギリシャのサントリーニ島かな」

「18歳の時に自分で何か事業を始めたいって思ったんだよね。オンラインが主流になることは当時から予想しててさ。卒論では“ネットワークを活用したビジネス改革”について書いたんだけど賞をもらっちゃって。就活も苦労しなかったかな~」

「今は転職をして2社目なんだけど、効率性を上げるツールの導入とかをメインにやってる」

やべえやつだ……と思いました。

かなりめんどくさかったので適当にあいづちを打っていたら、しまいには「僕の成功ヒストリーに興味持ってくれたかな? 僕はぜひ、君と一緒に起業したいと思ってる。今度良かったら一緒にセミナーに参加しない?」と言い出したのです。

そこで私は、“これ詐欺だ”と気づきました。怖かったので化粧直しのフリをしてそのまま帰宅。速攻ブロックしてやりました。

勧誘トークにしては下手くそすぎて、「お前のそのすばらしい成功ヒストリーで何を学んだんだよ!」と言いたかったです。

(イラスト:チルチッタ、構成:マイナビウーマン編集部)

※この記事は2022年06月24日に公開されたものです

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