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【第2話】0日婚夫婦が教えてくれた「大人の恋愛、スピード大切」説

#私たち結婚しました3考察

ミクニシオリ

恋愛ライターのミクニシオリさんが、ABEMAで放送中の結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました 3』を毎週考察するコラムです。俳優の佐野岳×女優の島崎遥香ペアと、俳優・モデルの中田圭祐×女優の川島海荷ペアの2組の夫婦が期間限定の結婚生活を送る本番組。果たしてどのような結婚生活になるのか……!?

初回放送から、実恋愛に活きる恋愛ハックと目の保養すぎるキュンをどっさり詰め込んで私たちに届けてくれた #わた婚3 。第2話では、どちらのカップルもだんだんと距離が縮まり、自然なコミュニケーションが垣間見れるように。今回の見どころは、どんどん心を開いていく2組の夫婦の心情変化だ。

初々しい夫婦が体現する、大人の恋愛のスピード感

(C)AbemaTV, Inc.

天然年下男子×清楚年上女子コンビで、初々しすぎる新婚生活が心配でもあった「けいうみ」夫婦。第1話では、中田くんが意外な男らしさでうみちゃんこと川島さんを引っ張った。一緒のベッドで一夜を過ごしたからか、2話では2人の会話のテンポや雰囲気が、1話よりぐっと自然になった。

同棲生活初めての朝は、うみちゃんが先に起きて朝ごはんを作るところからスタート。調理中はローポニーに髪をまとめていたのに、ごはんを食べる瞬間はダウンスタイルにおろしていた。リアルな朝の風景に馴染む程度のナチュラルな雰囲気、非常に男性受けが良さそう。このくらいの整い方が朝のヌケ感の理想なのかも、とこうして客観的に観察していると思う。今回はうみちゃんのリアルかつナチュラルなコーデ力も見どころの一つだ。

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またその後、うみちゃんが持参したコーヒーセットを使って2人でコーヒーを注ぐシーン。うみちゃんが「コーヒー屋さんになったつもりでね!」と振ると、中田くんも「いらっしゃいませえ〜」と自然にふざけた返事。やっと、気を使わず話しているなという様子が伺えて良かった。1話での2人の緊張具合を考えるとすごい差だ。

やっぱり大人の恋愛って、ある程度スピード感を持って接した方が、仲が深まるのが早いのかもしれない。「誓いのキス」とか「素の表情で記念撮影」とか、ラブミッションのハードルは高かった2人だけど、だからこそ夫婦としての距離感が、すぐに馴染んだのかもしれない。

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その後、お買い物デートに出掛けた2人。この時も2人そろって、アラサーの落ち着きを感じるコーデ。互いに異性受けの良さそうなナチュラルコーデで出かけたのは、中田くんの大好きなネオクラシックカー専門店だ。

この日は中田くんの趣味にうみちゃんが付き合う形となったが「好きなことを話している姿が素敵だったし、相手の趣味の場所についていくと発見があるんだなと思った」とうみちゃん。

自分は興味が無いことでも、興味を持っている相手に興味を持てること、素敵なことだと思う。趣味も共有しちゃえば共通の趣味になる。開示してくれる相手なら、趣味は一緒に楽しんだ方が楽しい休日が増える。

出会いたての2人が、急速に仲を深めていく様子。お互いに興味を持ち合うことで、加速度的にそのスピードが増すということを体現してくれているような、素敵な休日デートだった。

完璧旦那・佐野岳の、完璧すぎる故の欠点が見えて……

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一方の「がくぱる」夫婦は、今回もずっと佐野くん「いい旦那ポイント」が目立ちまくりだ。

今回は、持ち込んだ私物の確認と夫婦生活のルール決めからスタート。私物持ち込みで佐野くんが持ってきたのは「お風呂好きでイベント好きのぱるちゃんのために」と、撮影日の5月にちなんだ菖蒲。端午の節句には、菖蒲を入れたお湯に浸かることで、無病息災や様々な効能を得ることができるそう。いやいや、なんてホスピタリティの高さ。見た目はほぼネギの菖蒲は不格好だが、こういうなんでもない日の気遣いが嬉しいわけで。

その他、燃やした時に暖炉のような音がする木芯のキャンドルと、ハンモックも持参した佐野くん。チョイスが今どきの「ていねいな暮らし男子」すぎる。喋っている時の陽の雰囲気とはまた違う、チルな一面。男らしいオシャレ感、嫌いな女子なんてまずいないのではないか。

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「ぱるちゃん、ぱるちゃん」と歩み寄ってくれる佐野くんに、人見知りのぱるるがどんどん心を開いていく様子も印象的だった。

自分からも積極的に質問を振れるようになってきたぱるる。夫婦のルール決めの時も、ぱるるからも「ここだけは譲れないものとか、無いの?」という質問があって、すごくいいなと思った。ここで聞き淀んでも、だめなものは後から絶対に出てくる。センシティブなことこそ、先にしっかり聞いておいた方が自分も対策がしやすいはずだ。

結局「ぱるるのお風呂は一時間」「家事はやれる人がやる」「ケンカしても次の日に持ちこさない」「突然太陽浴びに出かけても良し!」という4つのルールに帰結。最後は佐野くんの譲れないルールだったけど、真面目感とヌケ感のバランスがすごくちょうどいいルールブックになっているなと思った。ここでも、佐野くんの真面目とマイルド感のバランス感覚が上手く作用した。

(C)AbemaTV, Inc.

視聴者からみても、あまりにも完璧すぎる佐野くん。でも相手があんまり完璧すぎると、自分も完璧でいなきゃいけないような気もしてしまう。もはや、そこが佐野くんの一つの欠点でもあるのかもしれない。

だからこそ、公園に持っていくサンドイッチを一緒に作った時、いろんな調味料の蓋を開けっ放しにしちゃう佐野くんを見て、ぱるるが嬉しそうだったのも心に残った。気遣いは大切だけど、たまに抜けてるところがあった方が、相手を安心させられるんだと思う。短所を許し合えた時、2人はまた一つ絆を深めるんだろうな、と思った。

来週はボディタッチ回か⁉

今回、どちらのカップルも1話とは違う素の表情が見えてきたように感じる。緊張感のあった1話とは、表情の違う4人を見ていると、目の保養感もまた強まった。

次回予告では、どちらのカップルもボディタッチの予想ができるようなシーンも。大人の恋にボディタッチはつき物。大人の一面が夫婦の絆にどう作用するのか、必見だ。

第2話はこちらから

私たち結婚しました 3 第2話
https://abema.tv/video/episode/90-1678_s1_p2
最新エピソードは、毎週金曜23時~23時30分に「ABEMA」にて無料でご覧いただけます。

佐野×島崎ペアInstagram:https://www.instagram.com/gaku.paru_watakon/
中田×川島ペアInstagram:https://www.instagram.com/kei.umi_watakon/

(ミクニシオリ)

※この記事は2022年06月14日に公開されたものです

ミクニシオリ

1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。ハッピーとラッキーがみんなに届きますように。

Twitter:https://twitter.com/oohrin

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