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【難読】“ほう……”?「放恣」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「放恣」の読み方です。

“ほう……”? 読めそうで読めない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「放恣」の読み方は?

「放」は放送、解放と読むので、“ほう”という読み方は知っていますよね。「恣」はあまり見慣れないですが、「次」と似ているので“じ”なんて読み方をするのかな、と思った人もいるかもしれません。では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうし”と読みます。

「放恣」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「放恣」の意味は以下のように解説されています。

ほう‐し〔ハウ‐〕【放恣/放×肆】
[名・形動]気ままでしまりのないこと。勝手でだらしのないこと。また、そのさま。「―な日々を送る」「生活が―に流れる」

気ままでだらしのないこと、というニュアンスの言葉です。読めそうで読めない言葉ですが、“ほうし”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「放恣」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なかなか日常的に使う言葉ではありませんが、放恣佚楽(ほうしいつらく)という四字熟語があります。

やりたいことをやりたいだけやって遊んで暮らすことという意味合いなのですが、なかなかそんな生活は送れないですよね。せめて、「放恣」な毎日にならないよう、日々の生活をしっかり送りたいものですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年05月24日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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