【難読】“なにろ”って読むの? 「隘路」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「隘路」の読み方です。
「隘」って何て読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「隘路」の読み方は?
「路」は道路、路面と読むので“ろ”と読みますよね。しかし、「隘」はあまり見ない漢字ですよね。読み方が想像できない人も多いと思います。二つを合わせて、何と読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あいろ”と読みます。
「隘路」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「隘路」の意味は以下のように解説されています。
あい‐ろ【×隘路】
1 狭くて通行の困難な道。2 物事を進める上で妨げとなるものや条件。支障。難点。ネック。「予算枠が―となって計画が中断した」
「隘路」は、狭くて通行の困難な道のことです。また、それが転じて、物事を進めるうえで妨げとなるもののたとえとしても使われます。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「隘路」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。あまり目にする機会がない言葉ですが、中型・大型免許を持っている人は、教習所で見たことがあるのではないでしょうか。
「隘路」は言葉の持つ険しさのイメージから、本来の意味から転じて、待ち受ける困難な事象の比喩としても使われます。文脈からしっかり意味を汲みとりたいですね。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年05月19日に公開されたものです