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【難読】“なにかい……”? 「斯界」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「斯界」の読み方です。

読めそうで読めない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「斯界」の読み方は?

「界」を“かい”と読むのは想像できますが、「斯」は読み方がわからない人もきっと多いのではないでしょうか。さて、二つを合わせてなんと読むのでしょう。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しかい”と読みます。

「斯界」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「斯界」の意味は以下のように解説されています。

し‐かい【×斯界】
その道を専門とする社会。この社会。この分野。「―に名を馳せる」「―の長老」

その分野の専門の人たちの社会、という意味合いで使われる言葉です。読めそうで読めない言葉ですが、“しかい”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「斯界」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。“しかい”と聞くと、「司会」や「視界」を想像する人が多いと思いますが、「斯界」という言葉もあるんですね。

なかなか普段使うことはない言葉かもしれませんが、「斯界の権威」や「斯界の第一人者」なんていうように使われます。「斯界」という言葉を知らないと、まったく違う意味合いで受け取ってしまうので、話が噛み合わないなんてことになりかねませんね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年04月26日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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