お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【File45】真夜中の失態〜夜が更けるほどに恋のイタさは暴走する~

#イタい恋ログ

ひろん

今振り返れば「イタいな、自分!」と思うけれど、あの時は全力だった恋愛。そんな“イタい恋の思い出”は誰にでもあるものですよね。今では恋の達人である恋愛コラムニストに過去のイタい恋を振り返ってもらい、そこから得た教訓を紹介してもらう連載です。今回はひろんさんのイタい恋。

私のイタい事件簿はいつも夜更けに起きました。

10代~20代の若かりし頃も、30代になって少しだけ恋の経験値が増えて小賢しい女になったあの頃も、さらに図々しい図太い女になった40代の今でさえも……(遠い目)。なぜか夜が深まるほどに感傷的になってしまうものなんですよね。

今回はそんな私の「深夜のイタい恋愛事件簿」をいくつか紹介します。

18歳のイタい事件簿〜なぜか夜になると宇多田ヒカルに翻弄されるの巻〜

18歳、初カレができて浮かれポンチだったあの頃。

夜道を歩くと、いつも脳裏のBGMは宇多田ヒカルの『Automatic』と『First Love』がリフレインしていました。『Automatic』が甘い恋の歌なら、『First Love』は切ない失恋ソング。

なぜかね、夜になると、宇多田ヒカルが沁みるのよ。

当時、恋の疑似体験ができるほどに宇多田ヒカルに心酔しており、彼氏と過ごした甘い時間を『Automatic』を重ねてニヤけてみたかと思えば、『First Love』で彼氏との別れまで妄想して、号泣したことも。

そして、やらかすわけよ。宇多田ヒカル気取りでポエマーなメールを送りつけてみたり、おかしなテンションで電話をかけて自爆してみたり。宇多田ヒカルのブームが過ぎたら、今度は浜崎あゆみにハマり、次はミスチルに陶酔して……。あの頃、彼は困惑していたことでしょう。

25歳のイタい事件簿〜深夜ほど怒りが増大!? 恋の不満は深夜にぶちまけるべからず〜

25歳、仕事にも慣れてそれなりに順調。恋愛経験も少しだけ積んで気分は大人だったけど、今にして思えば、だいぶ未熟者だったよなぁ……(回想)。

25歳の私は、仕事が忙し過ぎる彼氏と付き合っていました。私も仕事は忙しかったけど、入念に前準備して早帰りをしたのに、まさかのドタキャンを食らって、憤慨することもあったあの頃。夜更けに沸々と不安や不満や怒りが湧いてくるわけよ。

日中あくせくと働いて疲れて、一杯ひっかけてほろ酔い気分な夜ほど、感傷的に感情的になり、激情に翻弄されてしまうことがありました。

「あの日のドタキャン、許せない!」「仕事と私、どっちが大事なの?」「私のこと、本当に好き?」「まさか他に女がいるんじゃ!?」

その負のループな思考回路に陥ると、もう止められません。激情に任せて、無駄に長くて重い長文メールを彼氏に送りつけて、その夜は眠りにつくものの……翌朝後悔するパターンを幾度繰り返したことか

LINEなら送信取り消しができるけど、何度も送信取り消しが続くと、無言の圧を感じてしまうのは私だけではないはず。

31歳のイタい事件簿〜絶賛婚活中! 夜ほど孤独感が倍増して壊れるの巻〜

31歳の私は婚活に明け暮れておりました。

27歳で結婚したものの、31歳であえなく離婚。しばらく恋愛市場から遠のき、三十路になって、いざ婚活をしてみたら、20代の頃みたいに声がかからなくなっていたし、周りの友人はどんどん結婚して出産していって相手にしてくれなくなるし、何気なくテレビをつけたら、不妊治療だの卵子の老化だの不安を煽られる特集が組まれているし。

とにもかくにも焦っていて、ヒシヒシと孤独を感じるようになっていました。で、一人暮らしの部屋に帰ったら、電球が切れていて電気がつかず、真っ暗闇な部屋で一夜を過ごすことになろうものなら、イタい女スイッチオン!! 真夜中に片っ端からいろんな人に連絡をして、かまってちゃん言動を繰り返したこともありましたとも。

41歳、現在のイタい事件簿〜夜に勃発する夫婦喧嘩ほど、犬も食わないしょうもなさ〜

我が家の場合、しょうもない夫婦喧嘩はいつも子供達が寝静まった後に勃発します。

買ってもいない宝くじが当たったときの配分だの、テーブルに飲みかけの空き缶が置きっぱし! だの、「私のプリンがなくなってる(怒)!」、「あのときああ言った」「いや、言ってない」だの……。

実にくだらないことで喧嘩になることがあります。よく考えれば、時間の無駄! しょうもない! と分かるのですが、疲れ切っている夜ほど、どうでもいいことにこだわりたくなってしまうのよね

イタい恋から得た教訓「人間は夜ほど感傷的になりやすい生き物と理解して自衛しよう」

どうやら人間には昼用と夜用の神経があるようです。

昼用が活動するためのものなら、夜用は疲れた体を癒すためのもの。昼の活動で受けた身体と心のダメージを修復するために夜用の神経に切り替わる時、人は感傷的かつ感情的になりやすいもののようです。

夜ほど恋の不安を感じやすくなったり、過度にセンチメンタルな気分になったり、感情的に余計なことを言い過ぎたり……。これにはれっきとした理由があったのです。だからこそ、夜は危険な時間帯ということを理解し、そうならないように自衛することも大事ですよね。

とはいえ、人間ですから……。20年以上失敗を繰り返してきている私も含めて、そんなにうまくいかないことも多いものですが(笑)。これから「イタい恋の事件簿」が増えないよう、皆さんもできる範囲で気をつけていきましょうね。

(文・ひろん、イラスト・菜々子)

※この記事は2022年04月10日に公開されたものです

ひろん

恋愛&婚活ブロガー、恋愛コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。1980年茨城県生まれ。28歳で億万長者と結婚するも、31歳であえなく離婚。その後、泥水をすするような婚活を経て、再婚。二児の母となる。現在、自身の経験をもとに「1人でも多くの女性を幸せにしたい!」と執筆活動中。著書に『崖っぷち女子が年収1000万円超の男性と結婚する方法』(三笠書房)、『女はいい女になろうと迷走するけど、やっぱり男はいいかげんな女を選ぶんです。』(大和出版)、『自滅女子の婚活下克上』(WAVE出版)がある。

【Web】http://hiron.blog.jp

この著者の記事一覧 

BACKNUMBER 「#イタい恋ログ」をもっと見る

MORE

SHARE