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【難読】“ぎゃくたび”ってなに? 「逆旅」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「逆旅」の読み方です。

“ぎゃくたび”? なにそれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「逆旅」の読み方は?

「逆」は“ぎゃく”、「旅」は“たび”、“りょ”という読み方は馴染みがありますよね。しかし、“ぎゃくたび”、“ぎゃくりょ”という読み方は、なんだか違和感がありませんか。二つを合わせて、なんと読むのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“げきりょ”と読みます。

「逆旅」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「逆旅」の意味は以下のように解説されています。

げき‐りょ【▽逆旅】
《「逆」は迎えるの意。「ぎゃくりょ」とも》

1 旅客を迎える所。宿屋。旅館。

2 旅をすること。旅。
「―にして友なき哀れには、なにとなく心細き空に思ひしられて」〈海道記〉

「逆旅」は、旅館という意味合いで使われることが多いようです。実は“ぎゃくりょ”という読み方も間違いではないんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「逆旅」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「万物逆旅」という四字熟語があるので、知っている人もいたかもしれませんね。

「逆旅」に宿屋や旅館など、泊まる場所という意味合いがあるなんて、なかなか想像できないですよね。読み方や意味がわからない言葉を見つけたら、積極的に調べてみましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月30日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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