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【難読】“なにたつ”? 「屹立」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「屹立」の読み方です。

一体なんて読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「屹立」の読み方は?

「立」は立つ、公立と読むので、“た(つ)”、“りつ”という読み方は知っていますよね。「屹」は読み方がわからない人が多いと思いますが、他の物に比べてひときわ険しく高くそびえ立つ、というニュアンスの漢字です。では、二つを合わせてなんと読むのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“きつりつ”と読みます。

「屹立」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「屹立」の意味は以下のように解説されています。

きつ‐りつ【×屹立】
[名](スル)
1 山などが高くそびえ立つこと。「市街には高層ビルが―している」

2 人が動かずに立っていること。
「白髪の老人が…―しているのであった」〈鴎外・鎚一下〉

山などが堂々と高くそびえ立っていることを表す言葉です。あまり耳馴染みがない言葉かもしれませんが、“きつりつ”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「屹立」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「屹立」は、主に山の壮大な風景や大きなビルが立ち並ぶ都市の風景を表す言葉として使われます。

日常会話などで使われることはほとんどありませんが、小説などには登場するので目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。今までなんとなく読んでいたという人は、これでしっかり読み方と意味を覚えられましたね!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月24日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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