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【難読】“なにぜん”? 「超然」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「超然」の読み方です。

“なにぜん”が正しい読み方? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「超然」の読み方は?

「然」は、よく見る漢字なので“ぜん”という読み方は馴染みがありますよね。「超」は超越、超絶と読むので、“ちょう”という読み方を知っている人も多いでしょう。二つを合わせて、“ちょうぜん”と読むのが正しいのでしょうか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ちょうぜん”と読みます。

「超然」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「超然」の意味は以下のように解説されています。

ちょう‐ぜん〔テウ‐〕【超然】
[ト・タル][文][形動タリ]物事にこだわらず、平然としているさま。世俗に関与しないさま。「時代の風潮に―としている」

物事にこだわらず、平然としている様子を表す言葉になります。あまり耳馴染みのない言葉かもしれませんが、“ちょうぜん”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「超然」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。日常的に使う言葉ではないかもしれませんが、小説などで目にする機会もある言葉です。

使う機会はあまりないかもしれませんが、外部の動静には関与せず独自の立場を貫く主義のことを「超然主義」と言ったりもします。難しい漢字の組み合わせでないからこそ、正しく読みたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月23日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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