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【難読】“えんきょく”じゃない? 「歪曲」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「歪曲」の読み方です。

“えんきょく”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「歪曲」の読み方は?

「歪曲」は、漢字から歪んで曲がっている意味合いがイメージできると思いますが、読み方となると、意外と自信がない人もいるのではないでしょうか。「〜曲」の字から、“えんきょく”や“わんきょく”を思い浮かべた人もいるでしょうが、どちらの読み方も間違いです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“わいきょく”と読みます。

「歪曲」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「歪曲」の意味は以下のように解説されています。

わい‐きょく【×歪曲】
[名](スル)
1 物をゆがめまげること。また、ゆがみまがること。「―した線路」

2 事実をわざとゆがめて伝えること。「この報告は事実を―している」

漢字の通り、歪めて曲げるというニュアンスの言葉ですが、基本的にマイナスな意味合いで使われます。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「歪曲」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「~曲」という言葉が他にもあるので、読み方を勘違いしていたという人もいるのではないでしょうか。

同じ「曲」がつく言葉ですが、「婉曲(わんきょく)」も「湾曲(えんきょく)」も意味がそれぞれ違うので、しっかり意味を覚えて使い分けたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月21日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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