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【難読】“もえめ”じゃない?「萌芽」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「萌芽」の読み方です。

“もえめ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「萌芽」の読み方は?

「萌」は、萌えという言葉が流行っていたこともあるので、“もえ”という読み方は知っていますよね。「芽」はそのまま“め”、あとは発芽と読むので、“が”という読み方もします。では、二つを合わせて“もえめ”、“もえが”と読むのでしょうか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうが”と読みます。

「萌芽」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「萌芽」の意味は以下のように解説されています。

ほう‐が〔ハウ‐〕【×萌芽】
[名](スル)
1 草木の芽のもえ出ること。また、その芽。めばえ。

2 新しい物事が起こりはじめること。また、物事の起こるきざし。「自立心の―」

草木が芽を出すこと以外に、物事の起こるきざしという意味合いでも使われる言葉です。読み方は難しいですが、“ほうが”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「萌芽」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字は見慣れたものだと思いますが、すんなり読めた人は少なかったのではないでしょうか。

日常的に使う機会は少ないかもしれませんが、小説を読んでいると目にしたりします。今までなんとなく読んでいたという人は、この機会にしっかり読み方を覚えましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月09日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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