お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】“あわまつ”? 「泡沫」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「泡沫」の読み方です。

“あわまつ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「泡沫」の読み方は?

「泡」は、そのまま“あわ”、「沫」は飛沫と読むので、“まつ”という読み方は知っている人も多いですよね。でも、二つを合わせて“あわまつ”とは読みませんよ。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうまつ”と読みます。

「泡沫」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「泡沫」の意味は以下のように解説されています。

ほう‐まつ〔ハウ‐〕【泡×沫】
1 あわ。あぶく。「―消火剤」

2 あわのようにはかないもの、問題にならないようなもののたとえ。「―会社」「―候補」

「泡」も「沫」も、どちらも水のあわという意味合いの漢字です。漢字のとおりの意味合いの言葉でしたね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「泡沫」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。読めそうな言葉なのに、案外すんなり読めなかった人もいるのではないでしょうか。

水面に浮かぶ泡はあっという間に消えていってしまうことから、「泡沫」は消えやすくはかないもののたとえとしても使われます。こちらの意味も覚えておきたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月08日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE