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【難読】“とりかん”で合ってる? 「鳥瞰」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「鳥瞰」の読み方です。

“とりかん”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「鳥瞰」の読み方は?

「鳥」は、そのまま読むと“とり”ですよね。「瞰」は俯瞰と読むので、“かん”という読み方を知っている人もいるでしょう。しかし、二つを合わせて“とりかん”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ちょうかん”と読みます。

「鳥瞰」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「鳥瞰」の意味は以下のように解説されています。

ちょう‐かん〔テウ‐〕【鳥×瞰】 の解説
[名](スル)鳥が空から見おろすように、高い所から広い範囲を見おろすこと。また転じて、全体を大きく見渡すこと。俯瞰 (ふかん) 。「山頂から市街を―する」「日本経済を―する」

空を飛ぶ鳥が地上を見おろすように、高所から広い範囲を見渡すことを表す言葉です。
確かに「鳥」は“ちょう”とも読めるので、正しく読めた人も多かったかもしれませんね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「鳥瞰」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。俯瞰と意味合いは似ていますが、俯瞰よりも鳥瞰のほうがやや高い位置からの視点を指すようです。

なかなか普段使う機会はない言葉かもしれませんが、ショッピングモールなどの広い施設の地図などを「鳥瞰図」と言ったりします。そう考えると、案外身近な言葉ですよね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月02日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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