絶対似合う色にしなきゃだめ? ブルべ・イエベにとらわれない選び方
エッセイスト・TVコメンテーターとして活躍する犬山紙子さんが、恋愛・人間関係・趣味などあらゆるテーマで語るラジオ『犬山の遠吠え!やってまーす』。本連載では番組内のトークを言葉にし、音声と共にお届けします。今回は2022年2月7日放送分から。
『犬山の遠吠え!やってまーす』今回の番組トーク音声はこちら
こんばんは、犬山紙子です。
パーソナルカラー診断ってどう思う?
ここ数年で「ブルべ・イエベ」という言葉をよく聞くようになりましたよね。
パーソナルカラー診断によって自分に似合う色を知ることで、洋服やコスメの色選びがしやすくなるというもの。
でも、正直に言いますけど、私はブルべもイエベも分からないです(笑)。
私の友達でパーソナルカラー診断をした人が何人かいるんですけど、診断してくれる人によって結果が違うこともあったみたいで。だから、感覚的な部分もあるのかなと思っています。
もちろんパーソナルカラーを知ることで、服の色選びが楽になったとか、リップの色を選ぶ時に参考になったとか、メリットがあるのも分かりますし、否定したいわけでもない。
ただ、私は自分の結果は知らなくても良いかなと思っています。好きな色を着たいと思うし、最初は自分の肌に合わないと思っていても、見慣れることもあるんじゃないかなと。「慣れたら大丈夫やって」と考えています。
最近の会話で思うこと
あとね、最近「○○さんはイエベだからその色は似合わないですよ」とか、「××さんはブルべだから絶対こっちのリップは辞めて」っていう会話を聞くんですけど、本人がアドバイスを求めていない限り、私はそれがちょっと苦手なんですよね。
似合う、似合わないは、結局は主観だから。パーソナルカラーの中では合う、合わないがあるかもしれないけど、それが全ての人にとって正義ではないと思うんです。
だから、私はこれからも自分が着たいと思った色の洋服を着て、したいと思った色のメイクをしようと思います。
ちなみに構成作家の松本さんがパーソナルカラー診断をやってみたところ、「ブルべ冬」であることが分かりました。
ネイビーの服を着ていたのですが、ブルべ冬の人が似合うカラーであることが判明! 松本さんは自分に合う色を自然と取り入れていたみたいです(笑)。って、こうやってきゃっきゃする分にはめっちゃ楽しいですね。多分、「似合わない」が誰かに決められるのが嫌なんだと思います。
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毎週木曜日、深夜0時30分からMBSラジオ(AM1179/FM90.6)で放送する他、アプリやネットで楽しめる「radiko」でも生配信。また、過去の放送は音声配信サービス「Radiotalk」で聞くことができます。
(トーク:犬山紙子、文:松岡紘子)
※この記事は2022年02月26日に公開されたものです