【難読】なんて読む? 「蒲公英」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「蒲公英」の読み方です。
一体なんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「蒲公英」の読み方は?
「蒲」はあまり馴染みがないかもしれませんが、蒲焼と読むので“かば”という読み方を知っている人もいるでしょう。「公」は“こう”、「英」は“えい”という読み方は馴染みがありますよね。しかし、三つを合わせてなんと読むのでしょう?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たんぽぽ”と読みます。
「蒲公英」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「蒲公英」の意味は以下のように解説されています。
たんぽぽ【蒲=公=英】
キク科タンポポ属の多年草の総称。野原や道端に生え、根際から羽状に深く裂けた葉を放射状に出す。3、4月ごろ、花茎を伸ばし、頂に黄色または白色の舌状花のみからなる頭状花を開く。種子は上部に白い毛をつけて風に飛ぶ。葉を食用とし、根などを漢方で催乳に用いる。日本ではカントウタンポポ・カンサイタンポポ・エゾタンポポ・シロバナタンポポなどが自生し、セイヨウタンポポ・アカミタンポポなどが帰化している。蒲公英 (ほこうえい) 。《季 春》「―のかたさや海の日も一輪/草田男」
春先に、道端に咲いているのをよく見ますよね。漢字から読み方をまったく想像できないですが、“たんぽぽ”と読むんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「蒲公英」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。ひらがなやカタカナで表記されることが多いので、漢字は初めて見たという人が多いのではないでしょうか。
馴染みがあっても、漢字表記は知らないものがまだまだあることに気づかされますね。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年02月21日に公開されたものです