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【難読】なんて読む? 「反芻」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「反芻」の読み方です。

“はんなに”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「反芻」の読み方は?

「反」は、反対、違反と読むので、“はん”という読み方が一般的ですよね。「芻」はあまり馴染みのない漢字ですが、草刈りや干し草という意味合いの漢字になります。では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はんすう”と読みます。

「反芻」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「反芻」の意味は以下のように解説されています。

はん‐すう【反×芻】
[名](スル)
1 一度飲み下した食物を口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むこと。

2 繰り返し考え、よく味わうこと。「先生の言葉を―する」

「反芻」の本来の意味は、牛・ヤギ・羊などが一度飲んだ食物を口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むという意味合いだったようです。そこから派生して、繰り返し考えたり、味わったりすることという意味合いにもなりました。いまは、こちらのニュアンスで使わることが多いですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「反芻」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことはある言葉かもしれませんが、漢字だと読めなかった人もいるでしょう。

馴染みのない漢字が使われていますが、漢字の意味や言葉の本来の意味を知ると、なぜその字が使われているのかわかりますね。気になる言葉を調べてみると、意外な気づきがあるかもしれません。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年02月03日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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