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【難読】“なにいろ”?「遜色」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「遜色」の読み方です。

何色のことだろう? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「遜色」の読み方は?

「遜」は、ひかえめな態度をとる、譲るといったニュアンスの漢字になります。謙遜と読むので、“そん”という読み方は知っている人も多いですよね。「色」と合わせて、“そんいろ”、“そんしょく”どちらの読み方が正しいのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そんしょく”と読みます。

「遜色」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「遜色」の意味は以下のように解説されています。

そん‐しょく【遜色】
他に比べて劣っていること。見劣り。「入賞作に比べても―のない出来だ」

見劣りという意味合いなので、「遜色ない」で引けを取らないというニュアンスの誉め言葉として使われます。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「遜色」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことがあっても、漢字になると自信を持って読めなかった人もいたかもしれませんね。

耳馴染みがある言葉も普段はさらっと聞き流していて、漢字を意識したことはなかったりしますよね。知っているつもりで、実は読めない言葉も案外あるかもしれませんよ。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年02月04日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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