#29 好きな人を「夢中にさせる」簡単なフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.29
「ドキドキするね」
この言葉の効果
相手をドキドキさせられるフレーズです。
デートの時に唱えるだけで、彼の感情を揺さぶることができます。貴女といるだけで、ドキドキするようになるのです。
やがて彼は、そのドキドキの理由を探ることになるでしょう。そして、「貴女のことが好きだから」という結論に行き着くのです。これ以上ないほどに最高ですよね。
このフレーズは、どんな男性に対しても効果を発揮します。貴女の人生を、まさにドキドキしたものにしてくれるでしょう。手軽に使えるので、ぜひ口癖にしてほしいラブスペルです。
ラブスペルの使い方
彼の言葉に対して、ぽんぽん相槌のように唱えましょう。
例えば「明日結果が分かるんだ」「大事な会議があってね」と、彼がチャレンジを控えている時。あとは、新作の映画が公開される時、旅行の予定を決める時、めずらしく雪が降った時などにも使えます。さらに、デートで初めてのお店に向かう時や、頼んだことのないメニューを注文する時など、思いのほか色んな場面で使えます。
少なからず、新しいことをするには緊張がつきものです。ああ、自分の感じていることを察してくれているんだなと、ホッとしてもらえる効果もあります。
あえて会話の中に「ドキドキ」というワードを散りばめるようにするのがポイントです。ドキドキという単語さえ入っていれば──その会話に違和感がなければ──どんな文脈でも構いません。
何度もピンポン玉をぶつけるように浴びせましょう──不自然でない程度に。あくまで貴女の感想を伝えているだけなので、彼が違和感を覚えることもありません。すんなり受け入れてくれます。
次第に「この子といることはドキドキすることなんだ」と、彼の無意識が判断するようになるのです。これは心理療法で使われている“散りばめ技法”という心理誘導のテクニックで、非常に強力です。
ドキドキするのではなく、ドキドキさせる
彼といるとドキドキするのは分かります。
しかし、それだけではチャンスを逃してしまうかもしれません。ドキドキを楽しむのも恋の醍醐味ですが、その恋をかなえるには、彼をドキドキさせることこそが大切なのです。
貴女が彼をドキドキさせるからこそ、彼は貴女のことを好きになるのです。ややシビアな言い方をすると、恋愛は、ドキドキさせられた側が負けなのですね。この真実も胸の底に刻んでおきましょう。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2022年02月03日に公開されたものです