【難読】“いちい”ってなに?「市井」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「市井」の読み方です。
“いちい”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「市井」の読み方は?
「市」は市町村、市場と読むので、“し”、“いち”と読みますね。「井」は井戸と読むので、“い”という読み方は知っていると思います。人の名字で“いちい”と読みますが、それ以外の読み方があるのを知っていますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しせい”とも読みます。
「市井」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「市井」の意味は以下のように解説されています。
し‐せい【市井】
《古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから》人が多く集まり住む所。まち。ちまた。
まち、ちまたというニュアンスの言葉です。「市井の人」で、庶民という意味合いで使われます。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「市井」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「市」も「井」も、普段からよく見る簡単な漢字ですが、組み合わさることによって読み方が難しくなりますね。
なかなか使う機会はない言葉かもしれませんが、簡単な漢字の組み合わせだからこそ、意味と正しい読み方を知っておきたいですよね!
(ななしまもえ)
※この記事は2022年01月28日に公開されたものです