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【難読】“かんつい”じゃない? 「完遂」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「完遂」の読み方です。

“かんつい”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「完遂」の読み方は?

「完」は完成、完全と読むので、“かん”という読み方は馴染みがありますよね。「遂」は、遂にと読んだりするので、“つい”という読み方を思い浮かべた人も多いでしょう。しかし、二つを合わせて“かんつい”とは読まないんです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かんすい”と読みます。

「完遂」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「完遂」の意味は以下のように解説されています。

かん‐すい〔クワン‐〕【完遂】
[名](スル)最後までやりとおすこと。完全に成し遂げること。「難事業を―した」
[補説]「かんつい」と読むのは誤り。

「完遂」は、最後までやりとおすことという意味合いの言葉で、“かんすい”と読みます。“かんつい”と読むのは誤りと辞書に載るくらい、間違えて読む人が多いんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「完遂」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。“かんつい”と読んでいた人、案外多いのではないでしょうか。

一見、正しそうですが実は間違った読み方をしている言葉、意外とありそうですよね。なんとなくで読んでいる言葉は、改めて調べてみると実は間違って読んでいた、なんてこともありそうです。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年01月19日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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