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【難読】“おんめつ”ではありません! 「隠滅」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「隠滅」の読み方です。

“おんめつ”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「隠滅」の読み方は?

「隠」は「穏」と似ているので、“おん”と読むと思った人もいるかもしれませんが、かくれるやおおいかくすといった意味合いの言葉になります。これに「滅」をつけて、“おんめつ”とは読みませんよ。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いんめつ”と読みます。

「隠滅」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「隠滅」の意味は以下のように解説されています。

いん‐めつ【×湮滅/×堙滅/隠滅】
[名](スル)
1 跡形もなく消えてしまうこと。また、消すこと。「証拠を―する」

2 (隠滅)陰にかくれて見えないこと。

「隠」と「滅」の漢字どおりの意味合いですが、“いんめつ”と読むんですね。推理小説などで、「証拠を隠滅する」という言葉を目にしことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「隠滅」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なんとなく耳にして知っているつもりの言葉も、漢字になるとわからないものって案外ありますよね。

人前で間違って読んでしまう前に、正しい読み方を覚えてしまいましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年01月16日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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