お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】“ぼうしゃ”じゃない? 「亡者」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「亡者」の読み方です。

“ぼうしゃ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「亡者」の読み方は?

「亡」は、亡霊、存亡と読むので、“ぼう”と読みますよね。「者」と合わせて、“ぼうしゃ”と読むんだと思っている人はいませんか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“もうじゃ”と読みます。

「亡者」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「亡者」の意味は以下のように解説されています。

もう‐じゃ〔マウ‐〕【亡者】
1 仏語。死んだ人。また、死んでなお成仏できずに冥途 (めいど) をさまよっている魂。

2 金銭や色欲などの執念にとりつかれている人。「金の―」「権力の―」

成仏できずにさまよっている魂、金銭や権力などへの欲にとりつかれた者という意味合いの言葉になります。小説などで、「彼は金の亡者だ」なんて表現を見たことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「亡者」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことはあっても、なかなか漢字で書いたりする機会はない言葉かもしれませんね。

言葉自体は簡単な漢字の組み合わせなので、正しい読み方をしっかり覚えておきたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年01月11日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE