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【難読】なんて読む?「所以」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「所以」の読み方です。

一体なんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「所以」の読み方は?

「所」は住所、台所と読むので“しょ”、“ところ”、「以」は以上と読むので、“い”という読み方は馴染みがありますよね。

しかし、二つを合わせて“しょい”や“ところい”と読むのは違和感があります。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ゆえん”と読みます。

「所以」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「所以」の意味は以下のように解説されています。

ゆえん〔ゆゑん〕【所=以】
《漢文訓読語の「故 (ゆえ) になり」の音変化「ゆえんなり」からか》わけ。いわれ。理由。「人の人たる―」「彼が好かれる―は明るさにある」

理由といった意味合いで使う言葉になります。「彼がリーダーたる所以は~」なんて使ったりしますよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「所以」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。絶対に聞いたことがあるのに、漢字は初めて知ったという人もいるのではないでしょうか。

漢字から読み方を想像しにくい言葉ですが、いざというときに読み間違えてしまわないよう覚えておきましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年12月23日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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