【難読】“わかぬの”ってなに? 「若布」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「若布」の読み方です。
“わかぬの”って一体なに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「若布」の読み方は?
「若布」はそのまま読むと“わかぬの”ですが、さすがにそんな読み方はしません。
あの海藻のことといえば、わかる人もいるでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“わかめ”と読みます。
「若布」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「若布」の意味は以下のように解説されています。
わか‐め【若▽布/和=布/▽稚海=藻】
コンブ科の褐藻。外海の浅い所に生える。長さ約1メートルになり、暗褐色。外見は根・茎・葉に分かれ、葉は羽状に切れ込む。成熟すると茎の両側にひだ状の胞子葉ができ、めかぶ・みみとよばれる。古くから食用とし、養殖もされる。にぎめ。めのは。《季 春》「みちのくの淋代 (さぶしろ) の浜―寄す/青邨」
海藻のわかめのことですね。意外な漢字ですが、「若布」と書いて“わかめ”と読みます。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「若布」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。絶対に聞いたことがある言葉ですが、漢字で見る機会はほとんどないですよね。
漢字から海藻のわかめはイメージしにくいですが、気になる人は由来などを調べてみるとおもしろいかもしれません。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年12月15日に公開されたものです