【難読】なんて読む? 「祝詞」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「祝詞」の読み方です。
“しゅくし”で正しいよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「祝詞」の読み方は?
「祝」は祝福と読むので“しゅく”、「詞」は歌詞と読むので“し”という読み方はしっくりきますよね。
“しゅくし”と読むのも間違いではないのですが、もっと一般的な読み方があるんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“のりと”と読みます。
「祝詞」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「祝詞」の意味は以下のように解説されています。
のり‐と【祝‐詞】
儀式など改まった場面で、神を祭り、また、神に祈るときに神前で唱える古体の言葉。現存する最古のものは「延喜式」所収の27編と、藤原頼長の日記「台記」所収の中臣寿詞 (なかとみのよごと) 1編。のっと。のと。のりとごと。「―を上げる」
お宮参り、七五三、厄払いなどで神主さんが唱えているものが「祝詞」になります。
きっと、今までに一度は聞いたことがありますよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「祝詞」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字はどちらも難しいものではありませんが、読み方は想像できなかった人も多いでしょう。
「祝詞」という言葉は馴染みがないかもしれませんが、日本人には馴染みがある文化だと思います。神社に行く機会があったら、今度から気にしてみてくださいね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年12月14日に公開されたものです