お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】なんて読む?「章魚」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「章魚」の読み方です。

一体なんの魚? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「章魚」の読み方は?

「章」は文章と読むので“しょう”、「魚」は、そのまま“さかな”、“うお”という読み方は馴染みがありますよね。

しかし、二つを合わせて魚を表す言葉にはならないんです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たこ”と読みます。

「章魚」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「章魚」の意味は以下のように解説されています。

たこ【×蛸/章=魚/×鮹】
1 頭足綱八腕目の軟体動物の総称。卵円形の頭状のところが胴で、内臓が収まっており、口状の漏斗からは墨・水・排泄物などを出す。頭は目のあるところで、口を俗にからすとんびといい、その下に8本の腕をもつ。腕には吸盤があるが、イカと異なりいぼ状。すべて海産で、肉食性。日本にはマダコ・イイダコ・ミズダコなどが分布し、食用にする。《季 夏》「中年の逢瀬 (あふせ) の夜市―を購 (か) ふ/寒々」

2 ⇒蛸胴突 (たこどうつ) き

3 「蛸配当」の略。

飲食店やスーパーで「蛸」という漢字は見たことがあると思いますが、「章魚」も“たこ”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「章魚」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「章魚」という漢字だけを見ると、つい魚をイメージしてしまいますよね。

漢字から読み方を想像しにくい言葉ですが、この機会に“たこ”のもう一つの漢字も覚えてしまいましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年12月13日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE