【難読】“あくしん”だけじゃない! 「悪心」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「悪心」の読み方です。
“あくしん”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「悪心」の読み方は?
「悪」は“あく”、「心」は“こころ”、“しん”と読みますね。
悪心(あくしん)は恨みを抱き、悪事をしようとするよこしまな心のこと、いう意味の言葉です。
しかし、二つを合わせて“あくしん”以外の読み方があるのを知っていますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“おしん”とも読みます。
「悪心」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「悪心」の意味は以下のように解説されています。
お‐しん〔ヲ‐〕【悪心】
気持ちが悪くて、吐きそうな感じ。吐き気。
「悪」は、憎悪(ぞうお)という言葉があるので、確かに“お”と読みますよね。
でも、なかなか“おしん”と読めた人は少なかったのではないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「悪心」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「悪心」は医学用語で、嘔吐の前に起こる吐き気のことをさします。
あまり馴染みはない言葉ですが、薬の説明に書いてあったりするんですよ。今までなんとなく読んでいたという方は、これを機に覚えましょう!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年11月03日に公開されたものです