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結婚の手続きチェックリスト。10項目を効率良く進める順番とは

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婚姻届を提出した後にも多くの手続きが必要です。この記事では、結婚にまつわる手続きと、それらを効率良く進める順番、コツについて紹介します。

結婚に伴い、住所や名字が変わる予定はありませんか?

結婚をすると、婚姻届の提出以外にもさまざまな手続きが必要になります。

本記事では、結婚前後に必要な10個の手続きと、それらをスムーズに進める方法について紹介します。

これから結婚を控えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

結婚前後に必要な10個の手続き

結婚に必要な書類と言えば婚姻届。ですが、実は結婚後にもさまざまな手続きが必要です。

やるべきことが多いため「何から手をつけていいか分からない」と感じる方も多いでしょう。

ここでは、婚姻届以外の手続きについて10個の項目を紹介します。

(1)転出届・転入届の申請

結婚にあたって引っ越しをする場合、引っ越し前後14日を目安に転出届を提出して「転出証明書」をもらいましょう。

手続きに必要なものは、各自治体によって若干異なるため、地域ごとに調べてみてください。

・届出先:旧住所の役所

・届出人:本人、世帯主、代理人のいずれか

・必要なもの:本人確認書類(免許証、パスポート等)

印鑑や国民健康保険証などは、自治体や手続き内容によって必要になる場合があります。

そして、新しい住所に引っ越しをしたら、旧住所で発行された転出証明書を新しい住所の役所に持参して「転入届」の手続きをしましょう。

転入の手続きは、引っ越しをしてから14日以内を目安に行います。

・届出先:新住所の役所

・届出人:本人、世帯主、代理人のいずれか

・必要なもの:転出証明書、本人確認書類

マイナンバーカードや住民基本台帳カードを持っている人は持参する場合もあります。

(2)住民票、戸籍謄本、婚姻届受理証明書の取得

住民票は、運転免許証やパスポートの変更時に、戸籍謄本はパスポートの変更時や生命保険の変更手続きなどで必要になる場合があります。

あらかじめ、何部必要か計算しておきましょう。

なお、住民票は婚姻届を提出してから内容が更新されるまでに少し時間がかかることもあります。

ですが、婚姻届受理証明書を持参すれば、その場で新姓の住民票に更新してもらえるので活用しましょう。

(3)印鑑登録

これまでに印鑑登録を済ませていたとしても、住所変更によって管轄する役所が変わったり、結婚によって名字が変わったりした場合、再度登録が必要です。

なお、自治体によっては、保証人の署名が必要な場合もあるので、事前に必要なものを確認しておきましょう。

・届出先:新住所の役所

・届出人:本人または代理人

・必要なもの:登録する印鑑、本人確認書類

結婚をしても、住所も名字も変わらない場合は手続き不要です。

(4)マイナンバーカードの更新

結婚によってマイナンバーカードに記載の住所や名字に変更がある場合、婚姻届を提出してから14日以内に「券面記載事項変更」の手続きが必要です。

・届出先:役所

・届出人:本人、同一世帯人、代理人のいずれか

・必要なもの:マイナンバーカードと4桁の暗証番号(同一世帯人は、世帯人の本人確認書類も必要/代理人は、代理人の本人確認書類・委任状も必要)

詳しくは、各役所のホームページなどで確認してみましょう。

(5)運転免許証の更新

事前に取得した新住所の住民票を持参して、運転免許証の氏名・住所変更をしましょう。

早めに運転免許証を更新しておくと、その後、本人確認書類として利用できるので便利です。

・届出先:管轄の警察署・運転免許センター・運転免許試験会場

・届出人:本人または代理人

・必要なもの:住民票、新しい住所が確認できる書類(県が変わる時は申請用写真1枚・縦3.0㎝×横2.4㎝/代理人の場合は、代理人の本人確認書類、申請者と代理人が併記された住民票の写し)

また、車を所有している場合、管轄する運輸局が変わるならナンバープレートの変更も必要です。

手続きにあたっては各運輸支局に確認してみましょう。

(6)パスポートの更新

住所と氏名が変わった場合は、パスポートの変更手続きが必要です。

ただし、住所変更だけならパスポートの手続きは不要。所持人記入欄の住所を二重線で消して、新しい住所を記入しましょう。

・手続き内容:切替申請で新しいパスポートを作る、もしくは記載事項変更で名前や本籍地を変える

・届出先:各都道府県のパスポートセンター窓口

・届出人:本人または代理人

・必要なもの:一般旅券発給申請書1通、有効中のパスポート、6カ月以内に撮影した写真、6カ月以内に取得した戸籍謄本(記載事項変更申請の場合)

申請してから受け取るまでに数日かかるため、新婚旅行などを予定している人はなるべく早めに手続きを済ませましょう。

また、手続きを行うのは新住所のパスポートセンターです。手数料や申請に必要なものは、各パスポートセンターに確認してください。

(7)銀行口座の名義変更

結婚をして住所や名字が変わる場合は、銀行で通帳・証書・キャッシュカードについての変更手続きが必要です。

届出印・新しい名字での印鑑・本人確認書類を持参しましょう。

なお、手続きに必要なものは銀行により異なり、住所変更だけであればインターネットで手続きできる場合もあるので事前に確認してみてください。

(8)会社での申請

結婚をすると会社での手続きもいくつか発生します。

・結婚届の提出

・住所変更

・給与振込口座の変更

など

会社によって必要な手続きや必要書類は変わってくるので、上司へ結婚報告をする時に、必要な手続きについて確認してみましょう。

(9)スマートフォンの名義変更

スマートフォンの契約の住所や名字の変更手続きは、契約している会社により異なります。

基本的には本人確認書類を窓口に持参すると手続きが可能。

郵送やインターネットでの手続きができる場合もあるので、確認してみましょう。

(10)クレジットカードやローンの名義変更

クレジットカード、住宅ローン、カーローンなども、名字や住所が変わったら手続きが必要です。

スマートフォンと同様、手続きの内容は会社により違うもの。

ホームページや電話で必要書類を確認し、忘れずに手続きを行いましょう。

次ページ:結婚後の手続きをスムーズに進めるポイント

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