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自然消滅までの期間は? 回避する方法&自然消滅させる方法

すずや鈴音(元キャバ嬢ライター)

「自然消滅までの期間ってどれくらい?」 遠距離だったり喧嘩したりで気持ちが離れてやがて音信不通になると、そんなことが気になってきますよね。今回は恋愛コラムニストのすずや鈴音さんに、自然消滅を回避する方法や成立させる方法について解説してもらいます。

恋人同士がそれぞれ別の道を歩むと決めた時、必ずしもそこに別れの言葉があるとは限りません。知らない間に交際が終わり、自然消滅しているケースも珍しくはないのです。

今、「連絡が取れないけど、これって自然消滅?」と不安になっている人もいれば、相手との別れを考えている人の中には「自然消滅で別れたい」と思っている人もいるはず。

そこで今回は、自然消滅の回避方法や成立方法について紹介します。

恋愛における自然消滅が成立するまでの期間は?

自然消滅とは、その名の通り「自然に交際が消滅する現象」を指します。

自然消滅が成立するまでの期間はカップルの関係性により異なりますが、音信不通が2週間~1カ月ほど続いたら、ほぼ自然消滅が成立しているといえるでしょう。

カップルにありがちな「忙しくて連絡が取れない」「しばらく距離を置きたい」などの問題は時間が解決してくれることもあります。

しかし、自然消滅は時間が経てば経つほど、修復が難しくなります。

そのため、自然消滅を狙っている場合は1カ月以上連絡を取らなければ自然消滅の成功率が高くなるといえます。

一方、もし自然消滅を回避したいのであれば2週間以上連絡が取れなくなった時点で手を打った方が良いでしょう。

恋人と自然消滅した経験がある人の割合は?

実際に付き合っていて、恋人と自然消滅した人はどれくらいいるのでしょうか? 男女にアンケート調査(※1)してみました。

Q.恋人との関係が自然消滅した経験はありますか?

自然消滅

ある(39.7%)
ない(53.7%)
恋人がいた経験がない(6.6%)

およそ4割近くの人が自然消滅を経験したことがあるとのこと。明確な別れを告げずに関係が消滅した人は、案外少なくないようです。

自然消滅を狙う男女の心理とは?

自然消滅を狙う人は、なぜ別れ話をせず、あえて曖昧な自然消滅を選ぶのでしょうか。その理由について解説します。

(1)別れ話で相手ともめたくないから

男女の別れ話には、もめ事がついてくることも多いです。

「円満に別れた」と語るカップルもいますが、相手が別れ話に応じなかったり、喧嘩になったりなど、何かしら予想外の展開に見舞われるケースもよく見られます。

過去に別れ話で大きな修羅場を経験している人ほど「二度と別れ話でもめたくない」との思いから、自然消滅を狙う可能性も高くなるでしょう。

(2)自分に非がある別れ方をしたくないから

恋人同士が別れを選ぶのには、必ず何かしらの原因があり、その原因も「他に好きな人ができた」「相手が浮気をした」「気持ちが冷めた」など、人によりさまざまです。

しかし状況次第では、別れの原因に関係なく「別れ話を切り出した側が悪い」と相手から責められる可能性もあるでしょう。

「相手と別れたいけど、自分に非がある別れ方はしたくない」と考える人も、自然消滅を狙う傾向があります。

(3)気づいたらすでに自然消滅していたから

「狙っていたわけではないけど、気づいたら自然消滅していた」となるケースもあります。

特に恋人と直接会える機会が少ない遠距離恋愛では、寂しさを埋めるために仕事や趣味、友達や他の異性など、恋人以外の存在を求めてしまいがち。

そしてプライベートが充実すればするほど、恋人の存在を忘れることも増えていきます。

そのため、時間が経ってから「そういえば最近彼と全く連絡を取っていない」と自然消滅に気づく場合もあるのです。

自然消滅を回避する方法とは?

「最近彼と連絡が取れない」と自然消滅に怯えている人もいるはず。しかし、すぐに行動を起こせば自然消滅を回避できる可能性もあります。

(1)相手が「別れたい」と思う理由を考える

彼からの連絡が減るなど、自然消滅の流れが見え始めたら、まずは「相手はなぜ別れたいと思っているのか?」について考えることが大切です。

そして、「最近すれ違いが多く、気持ちが冷め気味だったかも」と思うのであれば、2人の時間を増やす努力をします。

反対に「束縛してしまい、彼がうんざりしていた」などの心当たりがあるなら、相手との距離感を見直してみましょう。

このように、相手が自然消滅を狙う理由が分かれば、どう対処すれば良いかが分かります。

(2)コミュニケーション不足を解消する

「最近あまり会えていない」「連絡したいけど話すことがない」など、直接会ったり話したりする機会が極端に減ると、お互いに何を考えているのか分からなくなります。

そうなると、お互いに別れを意識しがち。そこから自然消滅につながるパターンも珍しくはありません。

もしも、そういったコミュニケーション不足が原因で自然消滅になりかけているのであれば、たわいない話でも良いので恋人と会話する時間をつくるようにしましょう。

コミュニケーション不足が解消されると、相手も「別れたいのではなく、実は寂しかっただけ」であったことに気づいてくれるかもしれません。

(3)自分の方から別れを匂わせる

相手が「特に理由はないけど、別れても良いかな」と曖昧な気持ちで自然消滅を狙っているのであれば、まだ別れに対して覚悟が決まっていない可能性も高いです。

そこで、あえて自分の方から別れを匂わせるようにしてみましょう。いざ「本当に別れるかも」となると、覚悟が決まっていない男性は焦りを感じ、後悔し始めます。

この方法は自然消滅を回避できるだけでなく、彼に「二度と軽い気持ちで別れを考えてはいけない」と実感させるきっかけにもなるのです。

注意しなければいけないのは、これは別れる覚悟ができていない相手にだけ有効な手段であること。

「絶対に別れたい」と決意した相手の気持ち引き止めるのは至難の業です。

もし相手がすでに別れる決心をしていれば本当に別れにつながってしまう可能性もあるので、これは奥の手と考えておくと良いでしょう。

自然消滅を回避できる可能性はどれくらい?

自然消滅を回避するのは、相手次第では難しい場合もあります。

特に「完全に気持ちが冷めた」「他に好きな人ができた」という2つのケースは、たとえ自然消滅は回避できたとしても別れは避けられないと思った方が良いでしょう。

しかし、マンネリやすれ違いが原因で「何となく別れたい」と思っているだけであれば、話し合いの機会や会う時間を増やすことにより、自然消滅を回避できる可能性もあります。

彼の気持ちが分からないうちから諦める必要はありませんよ!

▶次のページでは、自然消滅したい時にとる行動と注意点、自然消滅した元彼と復縁するための方法を紹介します。

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