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【難読】“ばんせき”って読んでない? 「盤石」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「盤石」の読み方です。

“ばんせき”って読んだりしていませんか? そんな方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「盤石」の読み方は?

「盤」は岩盤、円盤と読むので、“ばん”という読み方は知っている人も多いですよね。「石」は、そのまま“いし”や“せき”と読むことが多いのではないでしょうか。

しかし、この二つを合わせて“ばんいし”、“ばんせき”と読むのは間違いになります。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ばんじゃく”と読みます。

「盤石」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「盤石」の意味は以下のように解説されています。

ばん‐じゃく【×磐石/盤石】
1 重く大きな石。いわお。

2 堅固でしっかりしていてびくともしないこと。「―の基礎を築く」「―の地位」

非常に堅固なこと、という意味合いで使われる言葉になります。ニュースなどで、「盤石な布陣で挑みます」や「盤石の布陣を敷きましたが~」なんて、聞いたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「盤石」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「石」は簡単な漢字ですが、それを“じゃく”と読むのは予想外だった人もいるかもしれませんね。

仕事の場で使われることもある言葉なので、“ばんせき”など読み間違えのないよう、この機会に正しい読み方を覚えておきましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年10月27日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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