【簡単】アロマオイルの使い方とは? 部屋やマスク、お風呂で使う方法
アロマオイルの簡単な使い方とは? 良い香りが楽しめるだけでなく、リラックス効果も期待できるのがアロマオイルです。部屋やマスク、お風呂で簡単に楽しむ方法をいくつか紹介します。
普段の生活でアロマオイルを活用していますか? 興味はあっても「使い方が分からない」という方もいるかもしれません。
植物の香りを抽出したエキスを含むオイルが「アロマオイル」です。使い方はそれほど難しくありません。
今回は、手軽にアロマオイルを使う方法を紹介するので、ぜひ普段の生活に取り入れてみてくださいね。
部屋でアロマオイルを使う方法
家にあるアイテムで楽しめる方法から、専用の道具を使う方法まで、アロマオイルの使い方もさまざまです。
まずは部屋でアロマオイルを使う方法を9つ紹介します。ぜひ挑戦しやすい方法から試してみましょう。
(1)ティッシュペーパーやハンカチを使う
アロマオイルは、ティッシュやハンカチがあれば、それだけでも楽しめます。
この方法では、部屋全体に香りを広げるのではなく、自分の周囲だけで香りを楽しむことができます。
自宅だけでなくホテルの部屋でも使えますので、旅先でアロマオイルを楽しみたい時にも便利です。
ただ、家具の上に直接置くと、家具にシミがついてしまう場合もあります。シミを防ぐためにも、トレイや小皿を活用するといいでしょう。
使い方
ティッシュペーパーやハンカチに、アロマオイルを1~2滴垂らしましょう。
体の近くに置いておくだけで、アロマオイルの自然な香りが楽しめます。ティッシュペーパーの代わりに、コットンを使うことも可能です。
なお、ハンカチに使用するとシミがつく可能性もありますので、注意してください。
(2)マグカップを使う
アロマオイルは、マグカップとお湯だけでも楽しめます。蒸気を吸入する方法です。
マグカップにお湯を入れたら、アロマオイルを1~2滴垂らします。目を閉じてマグカップに顔を近づけたら、深呼吸をしてゆっくりと蒸気を吸い込んでください。
季節により時間は違いますが、蒸気が出なくなるまでの数分、香りを楽しめます。
粘膜を守るために、目は必ず閉じましょう。
終わったら必ずお湯は捨ててください。小さなお子さまやペットがいる家庭では、特に誤飲には気をつけましょう。
(3)キャンドルを使う
アロマキャンドルを使うのも、手軽だとして人気がある方法の1つです。
市販または手作りのアロマキャンドルに火を灯し、灯りと香りをゆっくりと楽しみましょう。
火がすぐに消えてしまうため、エアコンの送風口下は避けてアロマキャンドルを置いてください。
周囲に燃えやすいものがないかの確認も必要です。窓を開けているなら、カーテンなどに火が燃え移らないよう配慮しましょう。
使用中に地震が発生したら、揺れの大きさに関わらず火を消し、安全に使用してくださいね。
(4)アロマ加湿器を使う
加湿器でアロマオイルを使う方法も便利です。部屋全体に香りを広げることができます。
ただし故障のおそれがあるため、加湿器は必ずアロマオイル対応のものを使用してください。
また使用するアロマオイルは「水溶性アロマオイル」または「加湿器可」という記載があるものを選びましょう。非対応のアロマオイルを使用すると、ファンやフィルターの汚れの原因になります。
(5)アロマディフューザーを使う
ディフューザーを使う方法もおすすめの使い方の1つです。アロマ加湿器とは違って加湿効果はなく、香りを楽しむことを目的に作られているのがアロマディフューザーです。
専用のアロマディフューザーを使うと、部屋全体に香りを広げられます。リビングや寝室でアロマオイルを楽しみたいなら、ディフューザーがおすすめです。
広い部屋でアロマオイルを楽しみたいと考えているのなら、拡散力に優れた気化式のディフューザーが便利です。
(6)アロマポットを使う
上部の皿にアロマオイルと水を入れて、下からキャンドルで温めて香りを拡散させるのがアロマポットです。アロマポットも手軽な方法として人気があります。
すぐに楽しみたいなら、水ではなくお湯を使っても構いません。陶器製のアロマポットは100均でも手軽に購入可能です。
アロマポットの使用時には、火の取り扱いに十分注意してくださいね。また入れる水が少なすぎると、空焚きになるおそれがあります。そのため使用中は定期的に水の残量を確認しましょう。
(7)アロマランプを使う
電気の熱を使ってアロマオイルを温めて香りを楽しむのがアロマランプです。アロマランプは、「アロマライト」と呼ばれることもあります。
火を使わず安全に楽しめるのがアロマランプのメリット。アロマランプには、電気コードがついているタイプと、コンセントに直接差し込むタイプがあります。
使用する部屋により、コンセントの場所などは変わりますよね。どこで使用するか考えて、電気コード式またはコンセント式のどちらかを選びましょう。
(8)アロマストーンを使う
インテリアとしても人気となっているのがアロマストーンです。石を模していますが、アロマストーンの素材は素焼きや石膏など。アロマオイルを数滴垂らすと、自然な香りが長く続きます。
火や電気を使う方法よりも香りの拡散力は弱いものの、柔らかな香りを長く楽しめるのがアロマストーンの魅力です。香りを感じなくなったら、アロマオイルを再び垂らしてください。
アロマストーンは、部屋だけでなく、玄関やトイレなどの香りとしても使えます。
電気や火を使わないため、安全性が高い方法です。
(9)キャリアオイルと使う
キャリアオイル(植物油)と合わせて使うと、アロマオイル(精油)はマッサージオイルとしても利用できます。
マッサージに使う精油の希釈濃度は1%以下が理想的ですが、敏感肌なら0.5%以下が良いでしょう。肌に負担を掛けないよう、マッサージには必ず品質の高いキャリアオイルや精油を使用しましょう。
ただし植物アレルギーがある方には、おすすめできません。使用前にはパッチテストを行い、かゆみや赤みが出ないかチェックしてくださいね。