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【難読】“なまぞう”ってなに? 「生憎」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「生憎」の読み方です。

“なまぞう”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「生憎」の読み方は?

「生憎」は、そのまま読むと“なまぞう”、“せいぞう”ですよね。

しかし、「生憎」は“なまぞう”とも、“せいぞう”とも読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あいにく”と読みます。

「生憎」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「生憎」の意味は以下のように解説されています。

あい‐にく【▽生憎】
《「あやにく」の音変化》

[形動][文][ナリ]期待や目的にそぐわないさま。都合の悪いさま。「生憎な空模様」「生憎ですが、もう売り切れました」
[副]折あしく。ぐあい悪く。「彼を訪ねたが、生憎留守だった」

「残念ながら」のように、相手の期待などに添えないことを残念に思う気持ちを表現する言葉ですね。「生憎のお天気ですが~」なんて聞いたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「生憎」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字は難しくないですが、二つが合わさると読み方が難しくなりますね。

「生憎」はビジネスシーンで使うことが多い言葉なので、正しく使っていきたいですよね。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年10月07日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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