【難読】“すくつ”? 「巣窟」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「巣窟」の読み方です。
“すくつ”ってなんのこと? なんて思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「巣窟」の読み方は?
「巣」はそのまま読むと“す”、「窟」は洞窟と読むので、“くつ”という読み方は知っている人も多いですよね。
しかし、二つを合わせて、“すくつ”と読むのはなんだか違和感があります。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そうくつ”と読みます。
「巣窟」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「巣窟」の意味は以下のように解説されています。
そう‐くつ〔サウ‐〕【巣窟】
1 居住する場所。すみか。
「舟子漁夫の―と為り」〈服部誠一・東京新繁昌記〉2 悪党のすみか。悪人のかくれが。「麻薬密売人の巣窟」
拠点やアジトといった意味合いで使う言葉になります。「不良グループの巣窟になっている」といったように、悪い人達が集まったり隠れる場所というニュアンスで使われることが多いですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「巣窟」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。読めそうな漢字ですが、案外読み方がわからなかったという人もいたかもしれませんね。
“すくつ”と読んでいたという方は、この機会に正しい読み方を覚えておきましょう!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年10月06日に公開されたものです