「ネットイナゴ」の意味とは? 使い方や例文・類語、問題点を解説
「ネットイナゴ」の問題点
ネットイナゴには「加害者意識がない」という大きな問題点があります。
誹謗中傷や脅迫は犯罪行為です。しかしネットイナゴの多くは、みんなが書いているから同じように書き込んだという考えを持っています。そのため自分の行為が犯罪だと認識できていないのです。
また、匿名性の高さから書き込みが過激化しがちであるのも、ネットイナゴの問題点です。
書き込みをしたネットイナゴは軽い気持ちだったとしても、攻撃を受けた人は精神的に追い詰められ、社会的名誉も傷つ付けられます。仕事に支障が出てしまうこともあるでしょう。
「ネットイナゴ」への加担はやめよう
罪に問われるかどうかはともかく、大勢で特定の個人を攻撃するという行為は、決して良いものではありませんよね。
「みんなが書き込みをしている」という事実があったとしても、デマや誹謗中傷などを書き込むべきではありません。
現実世界以上に情報が広まるスピードが早いのが、インターネットです。そして書き込んだデマが広まると、全てすべてを削除するのは難しいでしょう。
そのためネットイナゴへの加担は決しておすすめできません。自分自身を守るために、たとえ大勢が攻撃的な書き込みをして盛り上がっているとしても、ネットイナゴへの加担はやめましょう。
(レン)
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※この記事は2021年09月24日に公開されたものです