#7 好きな人から「追われる恋」をするためのフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.7
「いい男だね」
この言葉の効果
二人の間に、上質な恋愛ムードを作り出せます。
これから関係が発展する上で、これ以上ないほど、理想的なルートを進めるのです。
このラブスペルは、ただ恋バナに持ち込めるだけではありません。唱えるごとに、じわじわ主導権を握ることができるのです。気づかれないうちに。
一見すると、ただの褒め言葉に見えるでしょう。しかし、その裏に“いい男かどうかを判断するのは私よ”という前提があることに注目です。
彼に、 “この子は今までとは違う女性だ”と無意識下で感じさせられるのです。
つまり丁重に扱うべき女性だと感じてもらえるのです。当たり前のことではありますが、より理解させられるのですね。すごく有利な形で、恋愛を運べます。
特に、振り回される恋愛になりがちな女性は、そのパターンを抜け出す一歩にもなります。
ラブスペルの使い方
彼が自己アピールをした時や、貴女を喜ばせるような言動を取った時に唱えましょう。
センスのいいコートを着てきたり、いいお店を教えてくれたり、頑張って働いていたり、趣味や仕事で結果を出したり、駅まで送ってくれたり、ネイルを褒めてくれたり……。
ポイントは、恥ずかしがらずに、さらっと唱えること。
その時、彼は何でもない顔をするかもしれません。しれっと話題を変えるかもしれません。しかし、彼には確実に刺さっています。
そして、一度唱えて終わりではありません。ことあるごとに――不自然にならないように――唱えるのが大切。褒め言葉の代わりに使うイメージです。
このラブスペルは、使い勝手も良く、効果も見込めます。口癖にしてもいいレベルでしょう。ナチュラルに男性の心を奪えるようになりますよ。
恋の駆け引きで活用できる
恋愛やコミュニケーションには“品定めする(相手を判断する)側の立場が強くなる”という傾向があります。
これは、社会的な立場の話ではありません。
大企業の社長も、はるか年下の女性に「男としてはダメね」と言われてしまうと――それに言い返せず関係をひっくり返せないままだと――立場は一気に弱くなります。
あれこれ貢いでどうにか気を惹ける、といった恋模様になってしまうことでしょう。
では、もしこの男性が余裕の笑みで「僕を理解できないとは、まだ若いね」と言い返せていたらどうでしょうか? 再度品定めする側につけたはずです。関係性も変わったはずですよね。
優位な立場に回ることだけが相手との関係を築く上で重要ではありませんが、恋の駆け引きをするなら、こうした心理戦もあることを頭に入れておきましょう。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2021年09月03日に公開されたものです