【難読】“それる”だけじゃない? 「逸れる」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「逸れる」の読み方です。
“それる”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「逸れる」の読み方は?
「逸」は、逸脱、後逸と読むので、“いつ”という読み方は馴染みがある人もいますよね。
これに送り仮名の「れる」をつけて“それる”と読むのは知っていても、それ以外にも読み方があるのを知っていますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はぐれる”とも読みます。
「逸れる」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「逸れる」の意味は以下のように解説されています。
はぐ・れる【▽逸れる】
[動ラ下一][文]はぐ・る[ラ下二]
1 連れの人を見失って離ればなれになる。「人込みで一行に―・れる」「群れに―・れた子羊」2 その機会をのがす。「仕事に―・れる」
3 動詞の連用形に付いて、…する機会を失う意を表す。…しそこなう。…しそびれる。「飯を食い―・れる」
一緒に行動していた人や集団や群れから離れてしまう、という意味合いで使うことが多い言葉ですね。
漢字を意識したことはなかったかもしれませんが、「逸れる」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「逸れる」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞き馴染みのある言葉ですが、意外と漢字を知らなかったという人も多かったかもしれません。
一つの漢字で、いろいろな読み方ができるのが漢字のおもしろいところですね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年08月22日に公開されたものです