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#5 「重い恋愛」から脱却するフレーズとは?

#ラブスペル ~恋を叶える魔法のフレーズ~

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。

ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。

難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。

好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。

さあ、恋の魔法をかけてみない?

恋を叶える魔法のフレーズ

ラブスペルNo.5

「恋愛はメインディッシュじゃない。デザートだよ」

この言葉の効果

私たちは恋をすると、つい恋愛を人生の全てにしてしまいがちです。

一晩中でも彼の連絡を待ち続けたり、休日をまるごと彼のために空けたり、仕事や勉強そっちのけで彼のことを考えたりなど。もう彼のいない――恋愛のない――人生なんて信じられないというように。

いわゆる“重い恋愛”になってしまうのですね。

しかし、よく考えてください。

たしかに、恋愛はすばらしいものです。人生の華でもあるでしょう。

しかし、それ以外にも人生の楽しさはあるはずです。お花畑に、いくつもの種類の花があるように。そうじゃありませんか。

家族と触れ合ったり、友人と旅に出たり、仕事で認められたり、趣味に情熱を注いだり、夢のために努力したり。それぞれの色や美しさがあり、どの花が優れているということはありません。

恋愛だけが、人生のメインディッシュにはなり得ないのです。そうと決めつけるには、貴女の人生は、あまりに豪華すぎるのですよ。

だからこそ、他の楽しみも味わおうとアクションすることが大切。

それらも味わいつつ、恋愛を楽しもうという余裕が、さらに貴女を魅力的にします。そんな貴女のもとにこそ――フルコースのあとのデザートのように――恋愛が舞い降りるものですよ。

そのデザートはどれくらいすばらしい味がすると思いますか?

ラブスペルの使い方

このラブスペルは自分に言い聞かせるものになります。

心の中で繰り返してもいいですし、実際に口にするのでも構いません。

恋に夢中になりかけた時に、大切なことに気づくことができます。

それと同時に「私の人生には、他にどんなメインディッシュが待ち受けているのかな?」というふうに思いを馳せてみましょう。とても大切なものが一つだけ浮かぶのか、ぽこぽこ泡のようにたくさん浮かんでくるのかは分かりません。

すぐにピンとくることもあれば、しばらくしてから分かることもあります。

また、恋に悩んでいる友人にアドバイスとして唱えてあげることもできますね。それを通して、貴女自身も、このラブスペルの意味を感じとることができます。

他人に教えることでも、より真実を理解きるのです。

重い恋愛は“ひな鳥の恋愛”

重い恋愛は、毛嫌いするようなものではありません。

重い恋愛は、たんに“未熟だった恋愛”というだけのことなのですよ。卵から産まれたてで、頭に殻のついたひな鳥のように。

私達は恋愛の方法を学ばずに大人になります。だからこそ恋をすると、あたふたして、やり方が分からないままに熱中してしまうのです。

つまり、これから学ぶことで変わることができるというだけの話なのですよ。

ひな鳥は空を飛べません。それは当たり前のことだと思いませんか? 誰が悪いという話ではありませんよね。

しかし、いつかは、その翼で飛べるようになるものですよ。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)

※この記事は2021年08月19日に公開されたものです

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い) (マジシャン・ライター・催眠心理療法士)

マジシャン&ライター&催眠心理療法士

心理、恋愛、コミュニケーション系を得意とする。多数執筆。なかでもDRESSの連載「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が多くのファンを集めている。

Twitterにて恋愛論やテクニックを発信中。
Twitter:@ASD_ELEGANT

マイナビウーマンにて執筆中の「ラブスペル」が単行本となって発売決定!

『ラブスペル 恋を叶える魔法のフレーズ111』(マガジンハウス)
発売日:2022年10月6日 ※好評発売中
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