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「ご連絡させていただきました」は間違い? その理由と正しい使い方

大西みき

「ご連絡」の類語

「ご連絡」と似た表現を覚えておくと、シチュエーションごとに使い分けができて便利です。

さっそく「ご連絡」の類語を見ていきましょう。

「お知らせ」

「お知らせ」は、「知らせることや通知」という意味があり、「ご連絡」とほぼ同じ意味で使うことができます。

「ご連絡」は、口頭と文書どちらでもよく使用されますが、「お知らせ」は文書で使われることの方がより多いでしょう。

例文

・会議の日程についてお知らせいたします。

・お手すきの際にお知らせいただけると幸いです。

「ご報告」

「報告」とは「告げ知らせる」という意味で、ビジネスシーンでは主に結果を伝える時によく使われるでしょう。

「ご報告」の「ご」は接頭語で、尊敬語と謙譲語どちらとしても使うことができます。

例文

・今年度の業績についてご報告いたします。

・お問い合わせの件についてご報告申し上げます。

「ご一報」

「一報」とは「一度知らせること」「簡単に知らせること」を意味します。

例えば、受け取ったことを相手に知らせたい時、届いているか相手から連絡してほしい時などで使うことができます。

相手に連絡をお願いする時は、「大変恐れ入りますが」「大変恐縮ですが」をつけると丁寧な印象を与えられるでしょう。

例文

・スケジュールが決まりましたらご一報差し上げます。

・大変恐縮ですが、来週までにご一報いただけますと幸いです。

「ご返信」

「返信」とは、「手紙やメールの返事を送ること」を意味する言葉です。

接頭語の「ご」は、使い方によって尊敬語と謙譲語どちらにも当てはまり、さまざまなシーンで使用できます。

例文

・○○の件につきましてご返信いたします。

・お手数をおかけいたしますが、今週中にご返信いただければ幸いです。

「ご返答」

「返答」は、「問いに対して答えること」を意味する言葉です。

自分が相手に答えを返す時、あるいは相手からの答えがほしい時に使用します。

「ご返信」が主に文書で使用するのに対し、「ご返答」は口頭と文書どちらでも使用できる便利な言い回し^です。

また、接頭語の「ご」をつけることで丁寧な表現になり、尊敬語と謙譲語のどちらの場合にも使えます。

例文

・お問い合わせの件につきまして、確認でき次第ご返答いたします。

・早速のご返答、誠に感謝申し上げます。

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