エクセルでのチェックボックスの作り方は? 削除・連動方法も紹介
エクセルのチェックボックスに関する疑問解決Q&A
最後に、エクセルでチェックボックスを作る時に気になる疑問について、Q&A形式で解決していきます。
Q1.チェックボックスの大きさは変更できる?
チェックボックスの大きさ変更は、「ActiveXコントロール」でチェックボックスを作成していた場合のみ可能です。
ActiveXコントロールでのチェックボックスの作り方から見ていきましょう。
(1)初期画面で「ファイル」を選択
(2)「その他」から「オプション」を選択
(3)「リボンのカスタマイズ(リボンのユーザー設定)」を選択
(4)「開発」のチェックボックスをオンにした後「OK」をクリック
(5)「開発」タブに戻り、挿入をクリック。前述したフォームコントロールではなく、ActiveXコントロールのチェックボックスを選択
(6)チェックボックスを作成して右クリック。「コントロールの書式設定」を選択
(7)プロパティタブで「セルに合わせて移動やサイズ変更をする」にチェックを入れ、OKをクリック
(8)図形の書式タブで「配置」を選択し、「枠線に合わせる」をクリック
(9)セルの高さや幅を調整すると、自由に大きさ変更ができる
Q2.チェックボックスの文字を編集する方法は?
デフォルトの設定では「チェック1」と表示されています。この文字は、自由に編集が可能です。
やり方は以下の通り。
Windowsのやり方
設置したチェックボックスには、マークの横に「チェックボックス」などの文字が表示されています。必要ない場合や別の文字に置き換えたい場合は編集しましょう。
編集方法は、チェックボックスの上でマウスを右クリックして、「テキストの編集」を選択します。
文字の配置やカラー、線などの書式を変更したい場合には、チェックボックスの上でマウスを右クリックした後、「コントロールの書式設定」を選択します。ダイアログボックスが表示されますので、必要に応じて設定を変えてください。
Macのやり方
挿入したチェックボックスには「チェック」などの文字が表示されている状態です。編集する方法はいくつかあります。
・文字をクリックして直接編集する
・チェックボックスの上でマウスを右クリックして「代替テキストの編集」をクリックして編集する
文字を編集した後は、チェックボックスの上でマウスを右クリックするとチェックボックスを選択できますので、矢印キーを使って位置を微調整してください。
表の幅なども一緒に調整すると、きれいなレイアウトの表を作成しやすいです。
チェックボックスを活用して簡単に統計を取ろう
今回は、エクセルのチェックボックスについて紹介しました。
エクセルでチェックボックスを使うには、初期設定が必要です。まずは環境設定から「開発」タブを表示させられるよう、設定してから開きましょう。
チェックボックスを設置したらカウント結果を表示させると、さらに活用の幅が広がります。セルの背景色や文字色を変えたり、すべてを選択するようマクロを設定できたりなど、使い道は多いです。
エクセルのチェックボックスはToDoリストや買い物リスト、アンケートなど仕事でも活用の幅が多いです。ぜひ使い方を覚えて、データを扱う時に活用していきましょう。
(武田 麻希)
※画像はイメージです
※この記事は2021年08月05日に公開されたものです