「参りました」の3つの意味とは? 正しい敬語の使い方
相手が「行く・来る」ことを表す敬語表現とは?
「参りました」は、謙譲語のため自分の行動に対して使う言葉であることが分かりました。
では、相手の行動を敬って表現したい際はどのような言葉を使えば良いのでしょうか? そのような場面では、これから紹介する「行く・来る」の尊敬語を活用するといいでましょう。
いらっしゃいました
目上の人の「行く・来る」といった行動を表す尊敬語です。とてもシンプルで使いやすい言葉なので、さまざまなシーンで使えて便利。
「○○様がいらっしゃいました」といったように名前と一緒に使うようにすると分かりやすいでしょう。
お越しになりました
「お越しになる」は「来る」の尊敬語です。
ちなみに「お越しになられました」というフレーズがありますが、これは二重敬語となるため好ましくない表現方法です。使用する際は気をつけましょう。
おいでになりました
「おいでになる」は「行く・来る」の尊敬語。
よく使われる表現として「ようこそおいでになりました」という言葉があります。相手を歓迎しているという気持ちを表現できるフレーズとして活用ください。