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【難読】“そうる”じゃない? 「葬る」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「葬る」の読み方です。

“そうる”? いやいや、なにそれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「葬る」の読み方は?

「葬」は、葬式、埋葬、と読むので、“そう”という読み方は知っている人もいますよね。「葬」という漢字自体には、死体をおさめる、とむらいといった意味合いがあります。

しかし、これに送り仮名の「る」をつけて、なんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうむる”と読みます。

「葬る」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「葬る」の意味は以下のように解説されています。

ほうむ・る〔はうむる〕【葬る】
[動ラ五(四)]《「ほうぶる」の音変化》
1 死体・遺骨を墓所に納める。埋葬する。「ねんごろに―・る」

2 不都合なことなどを、世間に知られないように隠してしまう。「真相を闇から闇に―・る」

3 社会的立場などを失墜させる。「業界から―・られる」

[可能]ほうむれる

「葬」という漢字の形は、草むらの中に死体を置くさまを表しているそうです。確かに、草冠の下に「死」という漢字がありますね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「葬る」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。絶対に目にしたことがある漢字だと思いますが、送り仮名がつくと意外と読み方に自信がなくなってしまった人もいるのではないでしょうか。

漢字の成り立ちがわかると、そこから読み方を想像することもできそうですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年07月29日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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