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「拝啓」の意味と使い方は? ビジネス文書の書き方と例文を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「拝啓」を使った例文

それでは、実際に「拝啓」を使ってビジネスレターの例文を紹介します。

以下は、取引先へ送る「新規取引先ご紹介のお礼状」です。

 

「頭語」の位置は文頭です。1字分空けずに書き始めましょう。

「拝啓」の後に続く時候の挨拶は、時期によって変化します。

例文中の「残暑」が使えるのは、8月8日頃から8月末までですので、この後紹介する時節の挨拶例を参考に、適宜変更してください。

そして「結語」の位置は最終行の行末です。改行しても構いません。「敬□具□」とスペースを空けて置くと、見た目のおさまりが良くなるのでおすすめです。

「追伸」などの副文は目上の相手には使わないため、今回の例文では省いていますが、必要があれば「後付け」の次に書きましょう。

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