「先だって」が表す2つの意味とは? 正しい読み方を解説
「先だって」を使う慣用句
「先だって」の慣用句としては「先だって中」と「先だって来」の2つがあります。
慣用句では「先だって」とは意味が異なるため、使う場合にはしっかりと意味を理解した上で使いましょう。
「先だって中」(せんだってじゅう)
「先だって中」は「せんだってちゅう」と読み、「この間中」、「この間ずっと」といった長い期間を表す慣用句です。
例文
・先だって中、開発が思うように進まない。
・先だって中、A社にはお世話になりっぱなしです。
・先だって中、雪が降り続けている。
「先だって来」(さきだってらい)
「先だって来」は、「この間から」という意味を表します。
例文
・先だって来、何回も電話をかけているのにつながらない。
・先だって来、社長は出張で不在です。