HIITは効果がないって本当? 痩せない原因と解決策6つ
HIITに期待できる効果
HIITに効果を感じられなかった原因は分かりましたか? 正しい方法でHIITを行えば、適切な効果が期待できるようになるはず。
では、HIITのやり方を改善したらどのような効果が期待できるのでしょうか。改めて振り返っておきましょう。
(1)持久力の向上
HIITを継続して行うと、最大酸素摂取量(※)が増加しやすくなるといわれています。
肺が酸素を効率良く体に取り込もうとすることで心肺機能が向上し、持久力のアップが期待できます。
※最大酸素摂取量:1分間に体重1kg当たり取り込むことができる酸素の量
(2)脂肪燃焼効果
HIITを行うと、「アフターバーン効果」と呼ばれる、トレーニングを終えた後もカロリー消費が続く現象が起こりやすくなります。
これは、運動後に酸素摂取量が増加することにより、普段よりエネルギーを生産しようと体が働いて起こるもの。そのエネルギー源として脂肪が使われることから、高い脂肪燃焼効果が期待できるのです。
アフターバーン効果は、ややキツめの運動強度でHIITを行った場合、3~14時間程度続くとされています。これにより、太りにくく痩せやすい体作りにつながります。
HIITは正しい方法で継続することが大切
HIITには、持久力の向上や脂肪燃焼効果などが期待できます。しかし、これらの効果を得るためには、適切なトレーニングの頻度や強度を設定し、食事などにも気をつけなければなりません。
また、HIITの効果を得るには継続することが大切です。無理なく継続するには、楽すぎず、キツすぎない負荷や頻度、メニューを設定してモチベーションを維持しましょう。運動強度については、その日の体力や体調と相談して設定してください。
(監修:山内佑太郎、取材・文:#TOKYOWORKOUT)
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※本記事はトレーナーの見解に基づき解説しております
※この記事は2021年07月21日に公開されたものです