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HIITは毎日やっても大丈夫? 適切な頻度と注意点を解説

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

HIITの効果を正しく得るために注意すべきこと

最後に、HIITの効果を正しく得るために注意すべきポイントを解説します。ぜひ最後まで読んで、効率的にHIITを行ってください。

(1)最初から負荷を掛けすぎない

HIITをこれから取り入れようと思っている人は、最初から高い負荷を掛けすぎないように注意してください。

突然ハードなトレーニングを行うと体がついていかないだけでなく、けがの原因にもなります。最初は「ややキツイ」と感じるくらいの負荷で行い、体が慣れてきたら徐々に負荷を高めていきましょう。

(2)極端な空腹時、食後すぐのトレーニングを避ける

トレーニング効果を上げるためにも、極端な空腹時と食後すぐの状態でHIITを行うのは避けた方が無難。

極端な空腹時にHIITを行うと、低血糖を起こしてしまう可能性があります。とはいえトレーニング直前に無理して食べると消化が間に合わず、気持ち悪くなってしまうかもしれません。

そのため、まずは普段からきちんとした栄養をとることを意識しましょう。また、HIITを行う前には、アミノ酸などをドリンクにして栄養を摂取するのもおすすめです。

(3)食事にも気を使う

HIITで激しいトレーニングをしているからといって、「ジャンクフードをたくさん食べても大丈夫!」というわけではありません。

減量を成功させるためには、1日の摂取カロリーを適切に抑え正しい栄養をとることが大切。ジャンクフードはカロリーが高い傾向にあるので、ボディメイク中はできるだけ避けるのが無難です。

適正量の炭水化物・タンパク質・脂質を意識した食事を意識しましょう。

HIITは体力や目的に応じて頻度を調節しよう

HIITは、毎日行うことで効果が上がるとは限りません。まだ体力がついていない人は適度に休息の日を設けて、筋肉を休ませてあげることが大切です。

HIITを続けていると、次第に体力がついてくるものです。体力や筋力に自信がついてきたら、徐々に頻度を上げていくのがおすすめ。

大切なのは無理に毎日行うことではなく、長期間継続すること。モチベーションが下がらないように、無理のない範囲でスケジュールを組むようにしてください。

(監修:山内佑太郎、取材・文:#TOKYOWORKOUT)

※画像はイメージです

※本記事はトレーナーの見解に基づき解説しております

※この記事は2021年07月21日に公開されたものです

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

現役キックボクサーと平行してキックボクシングトレーナー、パーソナルトレーナーとしては10年以上累計500人以上をレッスン。
日本王者として3つのタイトルを獲得し、20年以上キックボクサーとして自身の体のために蓄えた知識と経験を生かし、さまざまな人の体やメンタルに合わせて考案したキックボクシングレッスンを提供。
キックボクシングというツールを使って誰かの幸せに少しでもプラスの力になれたらという思いでE8kickboxingを発足し代表をつとめる。

Instagram:https://www.instagram.com/yuutarouyamauchi/

HP:https://www.e8kick.com/

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