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【難読】なんて読むのが正解? 「忌憚」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「忌憚」の読み方です。

なんて読むのか想像できない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「忌憚」の読み方は?

「忌」は、一周忌、禁忌などと読むので、“き”という読み方を知っている人もいるかもしれませんね。「憚」は、なかなか馴染みがなくて、読み方がわからないという人も多いかもしれません。

二つを合わせて、一体なんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“きたん”と読みます。

「忌憚」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「忌憚」の意味は以下のように解説されています。

き‐たん【忌×憚】
[名](スル)
1 いみはばかること。きらいいやがること。
「友達から―され軽蔑されるような人間」〈谷崎・異端者の悲しみ〉

2 遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ忌憚のないご意見を」

会議などで、「ぜひ、忌憚のない意見を聞かせてください」というふうに、気兼ねのない意見を聞きたいときに使ったりする言葉になります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「忌憚」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なんとなく聞いたことはあっても、漢字は知らなかったという人もきっと多いですよね。

使う頻度は多くはありませんが、ビジネスシーンで使うことがある言葉なので、しっかり意味と使い方を覚えておきましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年07月06日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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