「リアコ」って何？ 意味や特徴・使い方紹介
「リアコ」とはどんな意味なのでしょうか？ また、若者たちは実際にどのような使い方をしているのでしょう。今回は「リアコ」の意味や特徴、使い方を紹介します。
若者がSNSなどで使う「リアコ」とは、いったいどんな意味なのでしょうか。
この記事では、「リアコ」の意味や使い方を解説していきます。
リアコとは「リアルに恋している」ことの略語
「リアコ」とは、「リアル（現実）に恋していること」の略語です。
芸能人やゲーム、アニメのキャラクターなど、手が届かないような存在の「推し」へ本気の恋をしている状態を意味します。
ただ応援しているだけでなく、お付き合いしたい・結婚したいという恋愛感情を抱いているのが「リアコ」だといえるでしょう。
類語は「リア恋」「ガチ恋」
「リアコ」は、「リア恋」「ガチ恋」とも言い換えられます。3つとも意味はほぼ同じです。
「ガチ勢」と混同されることもありますが、同「○○ファンガチ勢」はファン心理として応援しているのに対し、「ガチ恋」は恋愛感情があるという違いがあります。
リアコの恋愛対象は？
リアコは、具体的にどんな相手に対して使われることが多いのでしょうか。
対象は「手の届かない相手」
「リアコ」は、友人や先輩など実際に恋人になり得る身近な人には使いません。ですので「同じ会社の○○先輩にリアコ」という使い方はしません。
対象となるのは、手が届かない相手です。
対象はアイドルや俳優、キャラクターが多い
リアコの対象としては、アイドルやタレントなどの芸能人、舞台役者、ゲームやアニメのキャラクターなどが挙げられます。
SNSでプライベートを積極的に発信したり、親しみやすさを演出したり、普段のかっこいい・かわいい姿とのギャップを見せられることで、本気の恋心を抱いてしまう人も多いようです。
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推し？ リアコ？ チェックリストで特徴を確認【診断付き】
あなたがリアコをしているかチェックしてみましょう。
・推しには自分だけを見てほしい
・推しに高価なプレゼントをしたことがある
・推しとの恋愛を日々想像している
・「このファンサービスは私だけに向けたもの」と思ったことがある
・同じ推しのファンを見るとライバルに感じる
これらの項目に1つでも思い当たるものがあれば、あなたはリアコしているかもしれません。
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リアコの使い方は？ 例文とその意味
最後に、「リアコ」が実際に使われた例文を見てみましょう。
《例文》
・推しにリアコすぎてしんどい。
好きな対象に本気の恋をして心がゆさぶられている状態を表します。
この例文に使われているネットスラング「しんどい」は、うれしい時や楽しい時に使う、ポジティブなニュアンスが強いといわれています。
しかし「リアコ」の場合は、恋心で胸を痛めて苦しいというニュアンスも含まれます。
《例文》
・推しの売り方がリアコ製造機すぎてつらい。
本気で恋してしまうほど魅了してくる人のことを「リアコ製造機すぎる」などと表現することもあります。
また、タレントやキャラクター側が、演出として親しみやすさやプライベートを多く露出することで、ファンを「リアコ」にすることを狙う場合も。
それを分かっていながらも、恋に落ちてしまうのを止められない気持ちを「こんなのリアコしない方が無理やろ」と表現することもあります。
「リアコ」は届かない相手に向けた本気の恋心のこと
「リアコ」とは、アイドルやキャラクターなど、実際には手が届かない憧れの存在に対して本気の恋をしてしまうことをいいます。
その恋心を「リアコ」と書くことで、重すぎずに表現でき使い勝手が良いので、SNSなどで広く使われるようになりました。
もしあなたが手が届かないものへの恋心を伝えたい時は、「リアコ」を使ってみるのも良いかもしれません。
（ひらり）
※画像はイメージです
※この記事は2021年06月28日に公開されたものです
