「スタンス」の意味とは? 使い方と言い換え表現
「スタンス」の類語
「スタンス」はカタカナ語の中でもよく使われる言葉ですが、意味を知らない人もいます。
相手が分からない単語を使ってしまうと、話の意図、内容がきちんと伝わらなくなる可能性があるので、他の言葉に言い換えられるようにしておきましょう。
最後に、言い換え可能な「スタンス」の類語を紹介していきます。
立場
「スタンス」の類語の1つに、そのままの意味である「立場」が挙げられます。「中立的なスタンスで」は「中立的な立場で」と、「部長としてのスタンス」は「部長としての立場」と言い換えることができます。
カタカナ語が苦手な人でも分かりやすい言葉なので、さまざまな年齢、経歴の人に向けて書く文章や、話しかける際は「立場」を「スタンス」の代わりに使ってみましょう。
見解
会議などの議論を交わす場では、「こちらの見解としては」というように、それぞれの立場を指して、「見解」という言葉が使われることがあります。
立場と似たニュアンスを持つ「見解」、同じく立場を指して使われる「スタンス」。両方が共通の意味で使われるため、「スタンス」は「見解」と言い換えることができます。
スタンドポイント
「スタンドポイント」とは、「観点」を意味するカタカナ語。どの立場で物事を観察、考察するのかを明確にする必要がある場合、その立場を指して「スタンドポイント」という言葉が使う時があります。
主に、会議やプレゼン、論文発表などで頻繁に使われる言葉です。
ただし、「スタンドポイント」という言葉の意味について知らない人が多いため、たくさんの人に向けて分かりやすく伝えたい時は、「スタンス」や「観点」に言い換えると良いでしょう。
「スタンス」の意味を改めて知ろう
最近では、ビジネスに限らずカタカナ語が使われる機会がどんどん増えていますよね。意味を知らない言葉や、使い方が曖昧な言葉もまだまだ多いでしょう。
今回解説した「スタンス」は、特に頻繁に使われるカタカナ語なので、意味や使い方を覚えておいて損はありません。
知識を身につけておけば、「スタンス」を取り入れた文章や、会話に遭遇した時に、内容をスムーズに理解しやすくなるはずです。
普段の生活ではもちろん、ビジネスでもきっと役に立つので、ぜひこの機会に「スタンス」について知識を深めてみてはいかがでしょうか。
(上色ゆるり)
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※この記事は2021年06月24日に公開されたものです