「アサイン」の意味とは? 正しい使い方&類語・対義語
業界によって変わる「アサイン」の意味
さて、「アサイン」は上記で紹介した基本的な意味で使われることが多い反面、業界によって異なる意味で使われる場合もあります。
そこで、2つの代表的な業界を取り上げるので、一般的な「アサイン」の意味とどのように違うのかを確かめていきましょう。
レジャー業界
ホテルや旅行など、レジャー業界で「アサイン」を使う場合、基本的には「お客さん」を対象にして使われます。
ホテル業界では「部屋割り」、旅行業界では「交通機関の座席割り」などを意味し、どのようにお客さんを配置するのかを表しています。この際、部屋割りを「ルームアサイン」、座席割りを「シートアサイン」と表現する場合も。
意味を取り間違えると大きなミスにつながってしまうため、「アサイン」の意味だけでなく、「ルームアサイン」「シートアサイン」などの別の表現方法も覚えておきましょう。
IT業界
IT業界で「アサイン」を用いる場合、一般的な使い方と同じように「任命する」「割り当てる」といった意味で用いられています。
ただし、仕事を効率化させるために、「キーボードの特定のキーに別の機能を割り当てていること」を「アサイン」、または「キーアサイン」と呼ぶことがあります。
そのため、誰かにパソコンを貸す時や借りる時などに、特別な「キーアサイン」が行われているかを、きちんと伝えたり確認したりすることが大切です。
言葉の意味を取り違えることは少ないのですが、いつもと同じ動作が思わぬミスを招くことがあるので、IT業界での「アサイン」のチェックはとても重要です。
例文
・ファンクションキーのアサインは変わっていますか?
・F1キーはメールソフトを開くようにアサインしています。